竹の伐採は初心者でもできる!切り方から後始末までわかりやすく解説

竹を伐採する方法

「竹が倒れてきて苦情が出た……」
「竹林から虫が大量発生する……」
「竹が地下に伸びすぎて土砂崩れが起きそう……」

竹林を長く所有していると、心配事はつきません。
竹林の整備や管理には手間やお金がかかるため、負担に感じることもありますよね。

竹林が建築素材や雑貨品の材料として必需品だったのは昔の話で、竹林を管理しきれなくなるケースが増えました。
放置された竹林は雑草のように増殖し、次のような害を及ぼすようになってきています。

  • 竹が倒れて通行を阻害する
  • 害虫や害獣の住処となる
  • 土砂災害の危険性が高まる

このような放置竹林による害は「竹害」とよばれ、国や自治体レベルでも問題視しています。
そのため、竹による被害がすでに出ている場合は伐採が必要です。

ただし伐採のような屋外作業に不慣れな方には、思わぬ危険や失敗がともないます。

ここでは竹の伐採方法をご紹介しますが、安全性を重視する方や竹を駆除したい方は、業者にまかせるのが確実です。
なお、今すぐ伐採が必要な竹があれば、伐採110番へご連絡ください。
早急に対応できるおすすめの業者をご紹介します。

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目次

竹の伐採は秋~冬がベスト

竹の伐採は秋から冬頃がベストです。
伐採時期を調整できるのなら、11月~3月頃におこないましょう。
この時期の伐採がおすすめなのは、次のような理由からです。

竹が切りやすい

秋から冬頃の竹は切りやすく軽いのが特徴です。
竹は11月~3月にかけて休眠期に入り、竹の中の水分量が減るからです。

水分量が少ないと、竹を切ったり加工したりしやすくなります。
また重量も軽いため、竹を倒したり運搬したりするときの負担が軽減されます。

雑草が少ない

秋~冬の時期は雑草が減るので、伐採作業がしやすいです。
春~夏の時期は竹の成長も早いですが、雑草もいきおいよく繁殖しています。
そのため生い茂った草が伐採作業のジャマになり、作業の手間が増えます。
竹の伐採は雑草がいきおいをなくして枯れる寒い時期におこなうのがおすすめです。

虫が少ない

11月以降は害獣や害虫による被害が少ないため、竹の伐採におすすめです。
暖かい時期の竹林では、多くの虫が活動しています。
特に気をつけたいのがヤブ蚊や蜂、ムカデなど刺す害虫です。

また竹藪にはどのような生き物が住み着いているかわかりません。
竹の伐採は、時期を調整して秋~冬におこなうのがおすすめです。

伐採専門業者は季節問わず対応

夏の伐採作業は大変ですが、伐採業者は季節を問わず対応しています。
「伐採がむずかしい時期だけど、今すぐ切らなければ……」
そんなときには業者を利用するのがおすすめです。

ただし、夏は伐採や草刈り作業の依頼が増えます。
さまざまな植物がいきおいよく繁殖して、困る人が増えるためです。
また、業者も夏休みをとることがあり、予約が取りづらいこともあります。
伐採を依頼すると決めたら、早めに業者探しをはじめましょう

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竹の伐採に必要な道具

ここまでは、竹の伐採時期について解説してきました。
以下では、自力で竹を伐採する方法を解説していきます。
まずは竹の伐採に必要な道具をご紹介します。

チェーンソー

まずはチェーンソーです。
チェーンソーと聞くと大げさに感じるかもしれませんが、手軽に使えるタイプもあるので安心してください。

2~3本の細い竹なら、ノコギリだけでもなんとか伐採できます。
しかし太い竹がある場合や本数の多い場合はチェーンソーがあると便利です。
切った竹を細かく切断するときにも、チェーンソーがあると作業がはやく進みます

こちらのようなチェーンソーは電動・充電式で音も静かですのでおすすめです。

商品名充電式チェンソーMUC204DZ
参考価格Amazon:29,574円
楽天市場:25,630円
Y!ショッピング:25,000円
ブランドマキタ
電源コードレス
バッテリー直流18V・充電器別売
重量3kg

※参考価格は2023年8月7日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

ノコギリ

つづいて、伐採に欠かせないノコギリも準備しましょう。
おすすめのノコギリは、竹を切るためにつくられた「竹用」のものです。

竹は繊維が強いため、通常のノコギリを使うと刃が欠けたり挟まって動かなくなることがあります。
しかし竹用のノコギリは刃先が丈夫につくられているので、スムーズにカットできます
また刃の目が細かいので、断面がきれいにカットできるのもメリットです。

スーパー技工 替刃式のこぎり 竹用

商品名スーパー技工 替刃式のこぎり 竹用
参考価格Amazon:1,433円
楽天市場:2,180円
Y!ショッピング:1,585円
ブランド角利産業
サイズ刃長:210mm
刃厚:0.6mm

※参考価格は2023年8月7日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

こちらは用途に合わせて刃を交換できます
別売りの刃に付け替えれば、さまざまな素材を切断加工できて便利です。

ナタ

ナタは切り倒した竹の枝を払い落したり、竹を割ったりするときに使います。
ナタとは重厚な刃が付いていて、自身の重みで切るタイプの刃物です。
刃の部分が長く、包丁のような見た目をしています。

ナタの刃には両刃と片刃があり、竹の伐採には両刃がおすすめです。
両刃は刃先が厚く丈夫なのが特徴で、「枝打ち・薪割り」に適しています。
片刃は切れ味がよいものの、刃先が薄いので、固いものに当たると割れやすいです。
ナタを購入するときには「枝打ち・薪割り用」として使えることを確認しましょう。

商品名鋼典 鋼付両刃鞘鉈165mm C-11
参考価格Amazon:4,980円
楽天市場:5,608円
Y!ショッピング:6,870円
ブランド五十嵐刃物工業
用途枝打ち・薪割り用
重量580g

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こちらはある程度重量感があり、枝切りからまき割りまで作業がスムーズにおこなえます。
軽すぎるナタは、枝を切りにくいことがあるので500~600g以上の重量があるものを選ぶとよいです。

カマ

カマはおもに、下草刈りに使います
また枝や笹の葉を切り落とすのにも便利です。
一般的な草刈り用のカマを準備してください。

商品名仁作 ステンレス製 ねじり鎌 No.100
参考価格Amazon:1,073円
楽天市場:920円
Y!ショッピング:843円
材質刃部:ステンレス
柄部:天然木
重量150g

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竹の伐採をするときの服装

ここまで竹の伐採に必要な道具をご紹介してきました。
次は、伐採作業をするときの服装について解説していきます。

竹林には何がひそんでいるかわかりませんので、肌の露出をひかえましょう。
また思わぬケガにつながる危険もあるので、安全な服装で作業をしてください。

伐採時 服装

チェーンソー用手袋

伐採作業では、なるべく頑丈な手袋を着用するのがおすすめです。
竹を切るだけでなく、重く長い竹や切り落とした枝を持ち運ぶことがあるからです。
チェーンソーを使用するときには専用のグローブもあります。

商品名チェンソー作業用グローブ
参考価格Amazon:4,100円
楽天市場:4,480円
Y!ショッピング:4,480円
ブランドオレゴン
素材牛革
特徴耐切断性・防水

※参考価格は2023年8月7日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

振動工具を長時間使用すると、手指にしびれや麻痺などの「振動障害」につながることがあります。
こちらのグローブはチェーンソーによる振動を抑えるはたらきがあるのでおすすめです。

ゴム製の長靴

足元は、ゴム製の滑りにくい長靴を着用しましょう。
竹林は湿気が多く、地面が滑りやすくなっていますし、ぬかるみや凸凹があります。

ノコギリやチェーンソーをもったまま転ぶと、命に関わりますので油断は禁物です。
そのため竹の伐採作業ではゴム製の長靴を着用してください。

商品名ゲーリー RMP-7507 ピンスパイク長靴
参考価格Amazon:4,093円
楽天市場:5,780円
Y!ショッピング:3,402円
ブランドオカモト
特徴ピンスパイク底

※参考価格は2023年8月7日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

斜面や濡れた地面でも安定感があり、山林での作業に向いています。

ゴーグル

竹の伐採では、目を保護するためのゴーグルも必要です。
伐採時の粉塵が目に入ったり、顔まわりをヤブ蚊や蜂などの害虫に襲われたりする危険性があるからです。
また直射日光の当たる場所では、紫外線カット効果のあるタイプがおすすめです。

商品名YAMAMOTO YG-6000BB ゴーグル
参考価格Amazon:2,064円
楽天市場:3,727円
Y!ショッピング:4,080円
ブランド山本光学
特徴メガネ・マスク併用可能

※参考価格は2023年8月7日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

球面レンズで上下左右の視界を確保できます。
さらに紫外線カット機能があり、目を保護してくれます。

長袖長ズボンの作業着

屋外作業では、ケガを防ぐために長袖長ズボンを着用します。
ヘルメットまたは帽子を身に着けて、頭部も守りましょう。

危険をともなう屋外作業では、視認性の高い目立つカラーの作業着を身につけます。
いっしょに作業する人や通行人に、自分が作業していることを知らせることで危険を回避できるからです。
竹林でよく目立つ、オレンジや赤、黄色などの作業着を選ぶのがおすすめです。

商品名つなぎ 9000 オーバーオール
参考価格Amazon:3,266円
楽天市場:2,950円
Y!ショッピング:3,644円
メイン素材綿
サイズSS~6L

※参考価格は2023年8月7日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

竹林にいる虫は、服の上からでも刺してくることがあるので油断は禁物です。
なるべく厚手の作業着を着用して防御しましょう。
その他虫よけスプレーをしたり虫対策のアロマをぬったりするのも効果があります。

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竹の伐採方法

竹伐採のための準備について触れてきました。
ここからは竹の伐採方法を解説します。

竹伐採の手順は次のとおりです。

  1. 竹を倒す方向を決める
  2. 倒す方向側の幹に受け口をつくる
  3. 受け口の反対側に追い口をつくる
  4. 退避する

手順をくわしく確認しましょう。

手順1:竹を倒す方向を決める

倒す方向を決めるのは、伐採に欠かせない重要な作業です。
適当に切り倒すと危険ですし、作業効率が悪くなります。
倒す方向を決める優先順位は次のとおりです。

  1. 他の竹や障害物のない方向
  2. 竹が傾いている方向
  3. 搬出しやすい方向

竹を倒す方向がよくわからないときは、以下の解説を参考にして決めてください。

他の木や障害物のない方向へ倒す

建物や庭石のない方向へ倒すのはもちろんのこと、他の竹に当たらない方向へ倒すのも重要なポイントです。
伐採した竹が何かにひっかかると、先端が地上に落ちてくるまでは作業を中断しなければいけません。
いつ落ちてくるかわからない竹を放置したまま作業を続けるのは危険だからです。
このような作業の無駄や危険を回避するためにも、他の木や竹を含む障害物のない方向へ倒すのは基本中の基本です。

竹が傾いている方向へ倒す

竹が大きく傾いているときは、倒れそうになっている方向へ倒します
特に太い竹は重く、人の力で倒れる方向をコントロールするのがむずかしいため、重心のかたよっている方向に倒すのが安全です。
ただし障害物や他の木がある方向は避けてください。

搬出しやすい方向へ倒す
竹を倒す方向

竹を倒す方向は、ある程度決めておいてそろえます。
バラバラの方向に倒すと、運び出すときの手間が増えてしまうからです。
伐採後の作業を減らすには、集積場所に根元を向けて倒すのが理想です。
切った竹を運ぶときは、根を持って引っ張りながら運びます。
そのため根元が集積方向に向いているとスムーズに搬出できます。

斜面に生えた竹を倒す方向

斜面に生えている木の伐採では、伐採した竹が斜面を滑り落ちない方向へ倒してください。
竹が斜面を滑り落ちると、下方の人や建物に衝突して大事故になることがあるからです。
倒す方向は、斜面に向かって横方向または斜め下方向が安全とされています。

手順2:倒す方向側の幹に受け口をつくる

安全な方向が決まったら、さっそく竹を切っていきましょう。
モウソウチクのような直径の大きい竹は、そのまま切るのはむずかしいです。
そのため一般的な木の伐採と同じく、受け口をつくってから伐採しましょう。

参考:丹波篠山市竹整備マニュアル(最終閲覧日:2023年8月7日)

受け口とは、倒す方向に入れる切り込みのことです。

横から見た受け口・追い口解説

受け口があれば、予定通りの方向へ倒すことができ、竹の割れや裂けも抑制できます
受け口の作り方は次のとおりです。

STEP
水平方向に切り込みを入れる

幹の直径の1/4くらいの深さまで切り込みます。
この切り込みが水平でないと、まっすぐ倒れないので慎重に切ってください。

STEP
斜めの切り込みを入れる

水平の切り口の3~5㎝上から、斜め下に切り込みます。
受け口角度が30~45°くらいになるのが目安です。

受け口をつくる位置の決め方

竹を根元から切ってしまうと切り株につまずく危険性があるので、地面から数十cm上で切りましょう。
また竹には節があるので、節を避けて受け口をつくってください。

受け口は、なるべく節のすぐ上で切るのがおすすめです。
伐採したあと切り株に雨水がたまらず、ボウフラの発生を予防できます。

細い竹は受け口なしで伐採する

直径が4㎝以下の細い竹は、受け口なしでそのまま伐採できるものがあります。
その場合、切り口から水平になるように切りすすめてください。

ノコギリを引くときに力を込めるのがポイントです。
引くときに切れるしくみになので、押すときには力を抜き、引くときに力を入れましょう。

ただし細い竹でも、切るのがむずかしい場合は無理せず追い口をつくって伐採してください。
受け口を作って伐採したほうが、倒す方向を調整しやすいので安全です。

手順3:受け口の反対側に追い口をつくる

受け口ができたら、追い口をつくります。
追い口とは、受け口の反対側から入れる切り込みのことです。

追い口を入れる位置は、受け口の高さの2/3くらいのところです。
受け口と追い口の間には、竹の節を挟まないようにしてください。

追い口を水平に切り込みながら、空いているほうの手で竹を倒す方向へ押します。
ある程度切れると、竹がかたむきはじめます。
竹がかたむきはじめたら、いったん作業をストップして、倒れる方向の安全を確認します。
人がいれば、木が倒れることを知らせましょう。

手順4:退避する

竹が倒れはじめたら、作業者は退避します。
引っ張られた幹が裂け、想定外の方向へ跳ねる危険があるからです。

他の木に引っかかったときは

竹が倒れる途中で、他の竹に引っかかったら、地上におりてくるまで作業は一時中断します。
竹が自力でおりてこない場合は、複数人で根元を抱え、反対側へ引っ張り出してください。

伐採途中で他の木に引っかかっておろせなくなることを「かかり木」といい、大変危険な状態です。
「かかり木処理」の作業中には死亡事故が多いとの調査報告もあるので注意が必要です。

伐倒対象木を起因物とする死亡事故は、かかり木処理中に発生しているものがもっとも多く、次いで、伐倒木が周辺の障害物と接触し、跳ね返ってきたケースが多かった。

出典:農林水産省|作業事故実態及び要因分析調査(最終閲覧日:2023年7月31日)

他の木にひっかかってしまったときには、次のようなことは禁止されています。

かかり木の禁止事項
  • かかられている木の伐倒・枝切り
  • 他の木を倒してかかり木にぶつける
  • かかり木を途中で切る
  • かかり木を肩にのせる

参考:林業・木材製造業労働災害防止協会(最終閲覧日:2023年8月7日)

そのため、竹の伐採中にかかり木となっておりてこなくなった場合は、安全を重視して伐採業者に相談することをおすすめします。

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間伐の場合

竹林を温存するための間伐も伐採と呼ぶことがあります。
整備するための伐採では、まず切る竹を決めて印をつけていきます。
優先的に切るのは、大きく倒れかけている竹や古い竹です。
傾いている竹は、傾いている方向や、障害物のない倒しやすい方向へ倒してください。
竹の間伐は、傘をさして通れるくらいの間隔にするのが目安です。

竹の伐採あとの作業

竹の伐採をしたら、あとの作業のことも考えておきましょう。
竹を切り倒すのは派手で楽しい作業ですが、搬出や根の始末は地味な重労働となります。

切り株の処分

伐採あとに残る切り株は、そのまま放っておけば枯れていきます。
しかし竹は枯れるまでに時間がかかり、切り株が害虫のすみかとなるおそれがあるので、はやめに処分してしまうのがよいです。

切り株を早めに枯らすには、ナタで切り込み、割れ目を作っておくのが有効です。
そのまま放置するよりも短期間で枯れます。
切り株が枯れてきたら、手で引っ張るだけで抜けるようになります。

ゴミの搬出

伐採で出た竹をゴミとして捨てるときは、自治体の指定する方法にしたがってください。
自治体の広報や公式サイトを閲覧したり、直接電話をしたりして確認しましょう。

自力でゴミを搬出する場合、竹1本でも乗用車に載せるのはむずかしいです。
また伐採した竹には泥や虫が付いていますから、トラックや軽トラックでの運搬をおすすめします。

その他、伐採した竹は粉砕してウッドチップとして再利用する方法もあります。
そのまま竹林や農地にまけば下草の抑制効果が期待できますし、乾燥させれば消臭剤として活用もできます。
放置竹林対策として、竹粉砕機を無料で貸し出す自治体もあるので問い合わせてみてください。

雑草対策

竹を伐採すると、今まで遮られていた日光が当たるようになるため、雑草が勢いよく生えてきます
そのため竹伐採のあとは、すぐに雑草対策が必要です。

自力で草むしりをしたり、除草剤を使ったりして雑草対策をしてください。

抜根で竹を枯らすのは難しい

一般的な木の伐採では「抜根」して手っ取り早く枯らすこともあります。

しかし竹を抜根して枯らすのはおすすめしません
竹の抜根はとても困難だからです。

竹は「地下茎」が地中に張り巡らされていて、いくつもの竹につながっています。
地下茎は1年で8mも伸びることがあり、近くの建物や道路の下にまで張り巡らされているケースもあります。
重機でも使わない限り竹の根を掘り起こせないので、自力での抜根はやめておきましょう。

竹の根を枯らす方法

竹の抜根が難しいからといって、根を放置するわけにはいきません。
根が残っていると竹はまた生えくるので、なんとかして根を枯らす必要があります。
竹の根を枯らすには、除草剤を使うのがおすすめです。

伐採後1ヵ月以内に、竹の幹にキリやドリルで穴をあけ、その穴から除草剤を注入します。
除草剤は切り株1本あたり5~15mL注入してください。

除草剤注入後の穴は、コルクやテープでふさぎます。
隣同士の竹でも、別の地下茎につながっていることがあるので、すべての竹に除草剤を注入してください。
この方法は、竹を枯らすだけでなく再生を抑える効果が認められています。

ただし竹の生命力は強いので、いちどに全部枯れないこともあります。
数回チャレンジして根を枯らしていきましょう。

参考:国立研究開発法人森林総合研究所(最終閲覧日:2023年8月7日)

住友化学園芸 除草剤 ターンアウト液剤

竹の根を枯らす方法をご紹介しましたが、「竹の本数が多く作業が大変」「なかなか枯れない」「早く除去したい」という場合は、自力で枯らすのではなく業者に対応してもらうことをおすすめします。

竹の根の除去は重機を使わなければ難しいケースもあるため、決して無理はしないでください。
「伐採は自分でやるので、抜根だけ依頼したい」というご相談もお気軽にどうぞ。

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竹の伐採をプロに任せたほうがよいケース5つ

ここまで自力で竹を伐採する方法を解説してきました。
しかし実際におこなうとなると、むずかしいと感じる内容もあるでしょう。

次のようなケースでは、無理に自力で伐採をするのではなく、業者に任せるのがおすすめです。
自力でチャレンジするのか、業者に任せるのかの判断基準にしてみてください。

【1】伐採を急いでいる

すでに苦情が出ているなど、伐採を急ぐ場合は業者に任せるのがよいです。
公道や隣家に竹がおおいかぶさってしまっている場合、隣家や通行人に危害を与えないよう作業しなければいけません。
作業中に人に怪我をさせたり損壊させたりした場合の責任もあるからです。
伐採を急ぐケースでは、作業に慣れた専門業者に任せるのが安心です。

【2】自分の手に負えない

竹は他の樹木と比べれば軽く、自力でも伐採できます。
しかし力仕事に自信がない場合は、自力でのチャレンジはおすすめしません

伐採作業は、木を切って終わりではありません。
切った竹を搬出したり、ゴミの処分をしたりするのが重労働となります。
特に太い竹や、たくさんの竹を伐採するときには無理せず業者を利用しましょう。

【3】放置竹林になっている

放置された竹林は、枯死して倒れかかっている竹もあり大変危険です。
寄りかかっていた竹を伐採することで、想定外の方向から竹が倒れてくるおそれがあります。

また放置林の場合、動物のすみかになりやすいので作業中に害虫や害獣と遭遇するかもしれません。
一般的に気をつけるべきなのはヤブ蚊やハチ、ムカデなど刺す害虫ですが、その他どのような害獣がひそんでいるかわかりませんので危険です。

そのため何年も手入れしていない放置林の場合、業者に任せるのが無難です。

【4】斜面など危険な地形にある

山林にある斜面での伐採はむずかしいです。
足場が不安定なために力が入りにくく、滑ったり転んだりする危険があります。
ノコギリやチェーンソーなど刃のある道具をもったまま転倒すると、命に関わります。

特に放置林では密集して生えすぎて根が弱り、足場が不安定な場合が多いです。
そのため危険な地形にある竹の伐採は、安全のため作業に慣れた業者に任せるのがよいでしょう。

【5】道具や人員を確保できない

伐採作業をひとりでおこなうのはおすすめしません。

万が一事故やケガがあったときに、ひとりでは対処できないからです。
重い竹があると、ひとりでは運べないこともあります。
伐採作業は、複数人数でおこなってください。
また伐採にはさまざまな道具が必要です。

上で紹介したような道具や手伝ってくれる人を確保できないときは、業者に任せてください。

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竹の伐採を業者に任せる費用相場

竹の伐採を業者に任せる費用はどれくらいでしょうか。
伐採料金は、木の高さ×本数で決まるのが一般的です。

そこで弊社加盟店の伐採費用を調査してみました。
木の高さごとの1本あたりの伐採費用相場は次のとおりです。

木の高さごとの伐採相場

3m未満の高さでは、1本あたりの伐採費用相場は16,464円となっています。
「意外と高いな」と感じるかもしれませんが、多くのサイトでは最低料金が掲載されており、実際に頼んでみるとこのくらいが相場となります。

また伐採費用には、処分費が別途加算されます。
処分費の相場は10,731円でした。

ただしこれらの料金はあくまでも相場であり、実際にかかる料金は現場の状況によっても変わります。
そのため一般的な伐採業者は、現地調査をしてから正確な見積りを出します。
実際の金額を確かめてから、正式に伐採依頼をする流れとなります。

伐採110番では、現地調査&見積り依頼を随時受け付けております。
現地調査&見積り後のキャンセルも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

 まとめ

竹の伐採は、道具と手伝ってくれる人員が確保できれば自力でも可能です。
安全に作業するため、少なくとも2人以上で作業してください。
伐採手順は以下のとおりです。

竹の伐採手順
  1. 竹を倒す方向を決める
  2. 倒す方向側の幹に受け口をつくる
  3. 受け口の反対側に追い口をつくる
  4. 退避する

伐採が終わったら、竹やゴミの搬出も重要な作業です。
竹の処分方法は、自治体の決まりにしたがいましょう。
ゴミの量が少ないときは、細かく切って燃えるゴミとして出すのが一般的です。
太い竹があるときや本数の多いときは、自治体で決められた集積場所へ搬入します。
自力でのゴミ運搬には、竹を載せる軽トラックまたはトラックが必要です。

道具や人員の確保がむずかしい場合や、自力での伐採・抜根作業が手に負えない場合は、無理せず業者に任せましょう
特に管理が行き届かず放置された竹林は危険がともなうので、業者に任せることをおすすめします。

伐採110番にご相談いただければ、お近くで竹の伐採・抜根に対応できる業者をご紹介いたします。
竹の伐採・抜根は一般的な庭木と比べて厄介なので、無理せずお気軽にご相談ください。

庭木1本から対応します!伐採110番

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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※3 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。

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