庭木伐採を自分ですれば費用が激減!誰でも簡単&安全にできる切り方マニュアル

庭木を安く伐採

「お庭に邪魔な木があるからどうにかしたい」「庭木の伐採ってどうすればいいの?」とお困りですね?

庭木の伐採は、枝や幹を少しずつ細切れにしていく方法が一般的です。
「伐採」というと木を根元から一気に切り倒すイメージがあるかもしれませんが、一般住宅のお庭にある木を根元から切り倒せば周囲の建物や設備に衝突するおそれがあります。

そのため、庭木は基本的に枝や幹を少しずつ切って伐採をします。

庭木の伐採は、庭木の手入れなどをおこなっている植木屋や造園業者に依頼できます。
また、小さめの木であれば自分で伐採することも可能です。

自分で伐採ができれば、植木屋などに依頼するよりも費用が安く済む可能性があります。
また、業者に頼む場合でも、工夫次第で費用を抑えることができます。

この記事ではあなたがベストな方法で不要な庭木をキレイに撤去、処分できるよう、以下の内容を解説します。

この記事を読めば庭木の伐採に関するお悩みがスッキリ解消され、不要な木に悩まされることがない快適な生活が手に入ることでしょう。

また、当サイト【伐採110番】では、庭木の伐採に対応している業者をご紹介しています。
ご相談は24時間365日受け付けていますので、「伐採してくれる業者を早く見つけたい!」という場合は、ぜひ今すぐお問い合わせください。

  • この記事の監修者

    ガル事務所 なかむら

    合同会社ガル事務所/最高経営責任者・ひきこもり支援相談士

    商社での切花の輸出入業務の経験を活かし、25歳のときに独立。以来お花と樹木に30年以上関わり続けてい …

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目次

庭木伐採が自分で安全にできる目安

庭木の伐採は一定の条件を満たしていれば、一般人でもできる場合があります。
ただし、伐採は切り出した枝が衝突するなどのケガや事故が起こるリスクのある作業なので、一般人が安全におこなえる状況は限られます

自分で伐採ができるか判断する目安は、おもに以下の3点です。

それぞれ具体的にご紹介していきます。

ただし、ここでご紹介しているのはあくまで目安です。
なにより安全を最優先に考え、少しでも危険性がある場合はまずプロに相談しましょう。

高さが自分の身長程度

樹高が自分の身長程度の木であれば、比較的安全に伐採ができます。
脚立などを使わずに、安定した地面に立ったまま作業ができるからです。

最初に触れたように庭木の伐採は枝と幹を少しずつ切っていく方法でおこなうので、すべての枝に手が届く必要があります。

作業する人の身長や木の樹形にもよりますが、腕やノコギリの長さをプラスしても、すべての枝を切れるのは樹高2m程度の木が限度でしょう。

地面に立った状態で手の届かない高さにある枝や幹を切るには、脚立などが必要です。
しかし、一般の人が脚立を使った作業をするのはおすすめしません。
脚立の上でノコギリを使ったり切断した枝や幹を支え持ったりするのは思いのほか難しく、バランスを崩しやすいのです。

監修者:ガル事務所 なかむら

一人作業での脚立使用の伐採は大変危険です。思わぬ方向への伐倒や枝などに巻き込まれての落下などがあります。どうしても行う必要がある場合は脚立をロープなどで幹にシッカリ固定したうえで作業するようにして下さい。2Mを越える作業は落下した場合の怪我のリスクが格段に高まり出来るだけ行わないことが望ましいです。(プロにお任せした方が無難です)

自力伐採できる高さ

「4段くらいの低めの脚立なら大丈夫でしょ?」と思うかもしれませんが、じつは比較的低めの脚立でも、転落による事故は発生します。

産業衛生の分野では「1メートルは、一命取る」と言われる。つまり、わずか1mの高さからの落下でも一命を失うことがあるということである。
昨年の富山の事故で「庭先のザクロを1mの脚立を用いて取っていて、転落して、後頭部打撲、両側急性硬膜下出血で死亡」との事故があった。

出典:一般社団法人日本農村医学会|こうして起こった農作業事故2(最終閲覧日:2023年9月14日)

1mは、脚立の3~4段目くらいの高さです。
例えば身長160cmの人が1mの高さに立ったときの頭の位置は高さ2.6mで、十分危険な高さになります。

また、身長より高い位置にある枝も手を伸ばせばある程度は切ることができますが、細く短い枝に限ります。
切断したときに片手で持ち上げられる程度が目安です。

片手で持てないほど太い枝や長い枝を頭より上で切ると、十分に支えきれず、思わぬ方向へ落ちたり倒れたりするおそれがあります。

監修者:ガル事務所 なかむら

幹の太さと高さや現場環境によって常に条件が変わります。
基本的に自分の身長を越える高さの場合は安全確保や周りの環境をシッカリ確認の上で事故の無い作業を行ってください。(自分の身長を越えると万が一の時に支えきれない)

自力伐採できる樹形

脚立が必要だったり高い位置に太く長い枝があったりする背の高い木を伐採したい場合には、プロに任せるのが安全です。
伐採業者については、このあとの庭木伐採を依頼するなら植木屋や造園業者をご覧ください。

太さが片手でつかめる程度

幹の一番太い箇所が片手でしっかりとつかめる程度の太さであれば、枝や幹を切り落とす作業を安全におこなえます。
手の大きさや体格によって個人差がありますが、直径10cm程度が目安です。
手で確実に支えられる太さであれば、折れるタイミングや落ちる方向をコントロールしながら安全に切り落とすことができるからです。

切り出した枝や幹は想像以上に重量があるので、つかめないほど太いと切断したときに支えきれません。

監修者:ガル事務所 なかむら

伐採作業は樹木の太さ、高さ、枝のボリュームによって安全度合いが大きく異なります。
手ノコで自分自身がコントロールしながら枝落とし伐採出来る太さは個人差がありますがおよそ直径10cm位までです。これを越える場合の一人作業はお勧め出来ません。

また、手ノコギリで切断できる太さの目安も、10cm程度です。
手ノコギリでものをスムーズに切るには、切るものの2倍から3倍の刃渡りが必要です。
切るものに対して刃渡りが短いと刃を前後に動かす余裕がなく、うまく切れません。
木の伐採に使う剪定ノコギリの刃渡りは30cm前後が多いので、チェーンソーなどを使わず手ノコギリで切れる木の太さは10cm~15cm程度が限度ということになります。

自力伐採できる幹の太さ

「チェーンソーを使えばもっと太い木も楽に切れるのでは?」と思うかもしれませんが、一般の方がチェーンソーを使用することはおすすめしません。
チェーンソーは扱いが大変難しい道具だからです。

日常的にチェーンソーを扱う林業などの事業者には、チェーンソーを扱う作業員に講習を受けさせることが義務付けられています。

労働安全衛生法第 59 条第 3 項の規定にもとづき、事業者は、厚生労働省令で定める危険又は有害な業務に労働者をつかせるときは、その業務に関する安全又は衛生のための特別の教育を行わなければならない。特別教育を必要とする業務は労働安全衛生規則第 36 条に規定されている機械集材装置の運転、チェーンソーによる伐木、小型車両系建設機械の運転など 49 の業務。

出典:厚生労働省|労働安全衛生法における特別教育の概要(最終閲覧日:2023年9月14日)

チェーンソーはホームセンターなどで誰でも購入でき、最近では電動式で小型の手軽なものもたくさんありますが、本来は特別な教育や訓練を受けたプロ用の道具です。

チェーンソーの危険性や適切な使い方については、以下の記事でも詳しく解説しています。

手ノコギリで切るのが大変だと思われるような太さの木は、そもそも自分で伐採はできないと考えましょう。
伐採業者に依頼する方法などについては、このあとの庭木伐採を依頼するなら植木屋や造園業者をご覧ください。

危険な状況になっていない

木が大きいこと以外にも、木やその周辺が危険な状態になっているときは自分で伐採ができません

以下のような状況がないか確認しましょう。

▼自分で伐採が危険な状況

幹や枝が電線や引き込み線などの電気設備に接近している

作業中に幹や枝が電線などに触れ、断線や感電などの事故が起こるおそれがあります。

幹や枝が建物などに接近している

切った幹や枝が周囲に衝突して破損するおそれがあります。

幹や枝が隣家や道路に接近したりはみ出したりしている

作業中に幹や枝が隣家や道路の設備を破損するなどしてトラブルにつながるおそれがあります。

幹や枝が枯れたり腐ったりしている

作業中に幹や枝が折れたり倒れたりするおそれがあります。

幹や枝が折れたり極端に傾いたりしている

作業中に幹や枝が落ちたり倒れたりするおそれがあります。

足場が斜面など不安定になっている

作業中に転倒するおそれがあります。

1人しかいない

万が一事故が発生した際に対処できないおそれがあります。

このような状況がある場合、無理に自分で伐採しようとすると事故につながるおそれがあるので、無理せずプロに依頼しましょう。

このあとの庭木伐採を依頼するなら植木屋や造園業者では、伐採業者に依頼するメリットや選び方のポイントについてもご紹介しています。

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庭木の伐採・抜根に使う道具

自分で伐採をするなら、そのための道具をそろえる必要があります。
伐採にはさまざまな道具を使いますが、すべてをそろえようとすると費用が高くなってしまうので、ここでは優先度の高い順にご紹介します。
いずれもホームセンターや園芸店、インターネットショッピングでも購入できますので、必要に応じて用意しましょう。

※各商品の参考価格は2023年9月14日時点のAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでの価格(税込み・東京都への送料込み)です。

剪定ノコギリ

剪定ノコギリは、生木を切るためのノコギリです。
伐採する木の枝や幹、根を切るのに使います。

生木は水分を含んでいて木工用などのノコギリでは切りにくいので、専用のノコギリが必要です。
剪定ノコギリは生木を切りやすいよう目が粗めになっていて、片手で扱いやすいよう刃や持ち手にカーブが付いています。

参考価格Amazon:1,743円
楽天市場:4,004円
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剪定ノコギリはあまり短いものだと太い枝や幹を切りにくく、逆に長すぎても扱いにくいので、木のサイズに合わせてちょうどよいものを選ぶのがよいです。
もっとも太い箇所の2倍~3倍の刃渡りが目安です。

価格は安いもので2,000円~4,000円程度です。

安全用具

伐採の作業時には、ケガを防ぐために安全用具を着用しましょう。
最低限用意したいのは、手袋、ヘルメット、保護メガネです。

手袋は、とがった枝やトゲ、害虫の針などから手を守ってくれます。
布製の軍手などよりも、頑丈な素材で補強されている園芸用の手袋がおすすめです。
園芸用手袋は、3,000円前後のものが多いです。

参考価格Amazon:1,999円
楽天市場:3,364円
Y!ショッピング:2,335円

ヘルメットは、枝などが落ちてきりぶつかったりしたときに頭を守ってくれます。
労働安全衛生法規格検定に合格している作業用ヘルメットを選びましょう。
作業用ヘルメットは、安価なものでは3,000円~5,000円程度が多いです。

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保護メガネは、とがった枝、木やノコギリの刃の破片、樹液、害虫などから目を守ってくれます。
保護メガネは、2,000円前後から販売されています。

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また、より安全に作業するためには作業着も着用するのが望ましいです。
汚れても構わない服などで代用もできますが、半袖など肌が露出する軽装での作業は危険なので避けましょう。

最低限、木を切る剪定ノコギリと安全用具があれば、庭木の伐採は可能です。
伐採に使う道具の選び方や使い方については以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご参考ください。

剣スコップ

幹を切ったあとに残った切り株を根っこごと地面から抜き取る作業を抜根といいます。
抜根をしたい場合には、土を掘るためのスコップが必要です。

剣スコップは、先端部分が剣先のようにとがった形になっているスコップです。
足をかけて踏み込むことで強く土を掘り進み、同時に細めの根なら切断できます。

参考価格Amazon:2,420円
楽天市場:2,890円
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剣スコップは、柄の部分が丈夫な金属製などのものがおすすめです。
抜根作業の際にはスコップに体重をかけて、テコの原理で土を掘り上げたり木の根を持ち上げたりするので、柄が木製のものは負荷に耐えられず折れてしまうおそれがあるからです。

剣スコップは安いもので2,000円程度から販売されています。

また、抜根は必須の作業ではないので、切り株をそのまま残しておいても構わないという場合は剣スコップは必要ありません。
以下の記事では庭木の抜根に使う道具についても解説していますので、ご参考ください。

剪定バサミ

剪定バサミは、太さ1cm程度の細い枝を切るハサミです。
剪定ノコギリで代用もできますが、細い枝や葉が茂った枝、地中の根は剪定バサミのほうが効率よく切れる場合があります。

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剪定バサミはあまり大きすぎると扱いにくいので、全長が手のひらに収まるくらいの長さのものを選ぶのがおすすめです。

剪定バサミの価格は、1,000円〜2,000円前後が多いです。

伐採においてはあるとよりよいという道具なので、剪定ノコギリだけで十分な場合もあります。

殺虫スプレー

もしも伐採する木に蜂などの害虫が巣を作っていた場合、作業中に刺される危険性があります。
蜂は刺されると死に至ることもある危険な害虫です。

蜂の巣がないか事前に確認することが重要ですが、万が一にために殺虫スプレーをひとつ用意しておくと安心です。
特に凶暴なスズメバチに対応したスプレーを選べば、他の多くの害虫にも対処できるでしょう。
蜂用の殺虫スプレーには害虫を死滅させるだけでなく、動きを素早く止める成分が配合されているものが多いからです。

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多くの害虫は夏場に発生しやすいので、夏場に伐採作業をする場合は特に必要です。

姉妹サイトである【ハチ110番】の以下の記事では、蜂スプレーの選び方や使い方について解説しています。

また、万が一蜂に刺されたときに備えて、重篤なアレルギー症状であるアナフィラキシーショックに対する緊急補助治療剤であるエピペンや、蜂の毒を吸引する器具であるポイズンリムーバーなども用意しておくとより安心です。

ただし、殺虫スプレーやエピペンはあくまで応急処置用です。
蜂や蜂の巣を見つけたときはすぐに作業を中止して安全な場所へ避難し、もしも刺された場合はエピペンやポイズンリムーバーの使用にかかわらず、ただちに医療機関を受診しましょう。

自分で庭木を伐採する手順

庭木を伐採するときの基本的な手順はプロでもDIYでも同じ、枝や幹を少しずつ細切れにしていく方法です。

幹の根元から切り倒したほうが手っ取り早そうに感じるかもしれませんが、それは森林の木を木材として収穫する林業での方法です。
森林では、数十メートルある木を切り倒す十分なスペースがありますが、まわりに建物や道路がある住宅のお庭で木を切り倒すのは非常に危険です。

木に受け口や追い口と呼ばれる切れ目を入れることで木を狙った方法に倒す方法もありますが、これはあくまで訓練を受けたプロが緻密な計算と繊細な調節をして初めてできる高度な技術です。
一般人が見よう見まねでできるようなことではありません。

たとえ1~2mほどの木であっても相当な重量があるので、思わぬ方向に倒れて家や人にぶつかれば重大な事故になります。

そのため、庭木の伐採は以下の手順でおこなうのが安全です。

庭木伐採の手順
  1. 枝を切り落とす
  2. 幹を少しずつ切っていく
  3. 根元を掘って根っこを抜き取る
  4. 切った木を処分する

この章では、上の手順にそって工程ごとの具体的な作業方法を詳しく解説します。

この方法でも伐採が危険な作業であることに変わりはありませんので、実際の作業は木の状態や周囲の環境をよく確認して安全を確保しながら進めてください

安全な作業のポイント

伐採の作業を始める前に、木の周囲を整理してスッキリさせておきましょう。周囲が散らかった状態での作業は、思わぬ事故の原因になります。

木のまわりに雑草などが生えてうっそうとしている場合は、除草をしておきましょう。ものが置いてある場合は片付け、作業スペースや切った木を置いておくスペース、万が一枝や幹が倒れたときにすぐに退避できる十分なスペースを確保します。

また、作業は必ず複数人で、互いの安全を確認しながらおこなってください。

1.枝を切り落とす

木の幹から横に伸びる枝を切り落としていきます。

木の枝をノコギリで切るときは、木の下のほうにある枝から順に手を付けていきましょう。
上の枝から切ろうとすると下の枝が邪魔になったり、切り落とした枝が下の枝に引っかかったりします。

長い枝はいきなり付け根から切ろうとせず、先端から少しずつ切っていくのが安全です。
切った枝は思ったより重いので、極力細かく切りながら自分が十分に支えられるサイズを見極めていきましょう。

太く長い枝を付け根から切ると手で支えられないだけでなく、切ったときに重心が枝の先端にずれて付け根側が跳ね上がり、作業者や周囲にぶつかるおそれがあります。

枝を切り落とすポイント

枝は一息に切り落とさず、ある程度まで切ったら手で折ります。
枝が皮でぶらさがった状態になるので、枝を支えながら最後に皮の部分を切ります。
そうすると、切った枝を手で安全に支え持つことができます。

枝を切り落とす手順

やや太めの枝や高めの位置にある枝を切るときには、切った枝を手で受け止めずにそのまま落下させる方法もあります。先に枝の下側にノコギリを入れて枝の直径の4分の1ほどの切り込みを作り、その反対側を上から切っていきます。
下に切り込みを入れておくと枝が裂けることなく自然に折れるので、安全に真下に落下させることができるのです。

枝を切って下に落とすときの手順

切った枝は木の周囲に置いたままにせず、決めておいた置き場所にその都度片付けましょう。
放置しておくと作業の邪魔になったり、つまづいて転倒するなど事故の原因になったりします。

すべての枝を切らなくても、頂点付近や幹の途中から直接出ている細く短い枝は多少残っていても構いません。

剪定ノコギリを使うときのポイント

ノコギリの刃の近くや切り進む方向に手や足があると、勢いで手や足を切ってしまうおそれがあります。ノコギリの刃先を常に意識し、刃の近くに手や足を置いたり無理な姿勢で使ったりしないように注意しましょう。

ノコギリは引くときに力を入れて切ります。押すときに力を入れると刃が引っかかってたわみ、刃が折れるおそれがあります。

枝を切るときはノコギリを小刻みに動かすのではなく、前後に大きく動かして刃の全体を使って切ると効率的です。また、木に対してノコギリの角度を変えながら切っていくと、摩擦が少なくなって軽い力で切り進めることができます。

2.幹を上から切っていく

木の幹を上から少しずつ切っていきます。

幹を切るときは枝のときよりもさらに慎重に、できるだけ短く切っていきましょう。
株立ちの木など幹が枝分かれしている場合もまとめて切ろうとせず、1本ずつ分けて切っていきます。

太い幹は枝よりもさらに重いので、長く切り倒そうとすると支えきれずに事故につながりやすいです。
細かく切り出したほうが、あとの移動や処分もしやすいです。

監修者:ガル事務所 なかむら

幹の太さによって危険度が変わります。常に『安全確認』『周りの環境確認』『無理な体制で作業を行わない』『一人作業は出来る限り行わない』ことに留意して安全な作業を行ってください。

幹を切るときはまず片側に切り込みを入れ、次に反対側から切っていきましょう。
片側だけから切っていくと途中で裂けて幹の下部が跳ね上がり、人や物にぶつかるおそれがあります。
ノコギリで最後まで切ると思わぬ方向へ倒れるおそれがあるので、ある程度まで切ったら手でゆすって折ります。

幹の切り方

切り株も根こそぎ抜き取る抜根までする場合は、肩あたりの高さで幹を残しておきます。
幹を長めに残しておいたほうが、抜根の作業がしやすいからです。

監修者:ガル事務所 なかむら

大木の場合はクレーンなどで吊り上げたり重機で掘り起こして抜根するため、地表から1m程を残しておくことで引っ掛けたり、吊り上げたりしやすくするために長めに残す必要があります。

抜根はせずに切り株は残しておくという場合も、あまり地面すれすれまで切ろうとせず、自分の胸元あたりの位置で切れるところまでを目安にしましょう。
それより低い位置ではノコギリを安定して動かすことができず、うまく切れなかったり事故の原因になったりします。

切り株を残すときのポイント

葉がなくなった木は光合成ができなくなるので、切り株は放っておけば枯れていずれ土に還ることがほとんどです。
ただし、木によってはひこばえといって、切り株から新しい芽を出して再び伸びてくることがあります。

ひこばえの発生を防ぐためには、除草剤を使って早く枯らせる処理をしておくのがおすすめです。

  1. 切り株の断面にノコギリで格子状の切り込みを入れます。
  2. 切り株の断面にハケなどで除草剤を塗ります。
  3. 切り株にビニールシートなどをかぶせ、ロープなどで縛って固定します。

切り込みは必須ではありませんが、入れたほうが除草剤が染み込みやすいです。
除草剤は液状タイプのものを原液のまま塗りましょう。
ビニールシートをかぶせるのは、除草剤が雨などで流れるのを防ぐためです。

監修者:ガル事務所 なかむら

切株の中心(道管)にドリルなどで深さ15cm程の穴を開けて除草剤を注入すると浸透が早く腐食促進になります。晴天が続く時には推奨します。

3.根元を掘って根っこを抜き取る

抜根をする場合は幹の周囲の地面を掘り、地中にある根を切って抜き取ります。

幹の直径の2倍ほど外側を、ドーナツ状に土を掘り上げていきましょう。
幹から少し離れた位置を掘るのは、幹のすぐ下の根は太いのでぶつかってしまって掘りにくく、根を切るのも大変だからです。

剣スコップの先端部分に足をかけ、地面に剣スコップを突き刺します。
足をかけて体重をかけて踏み込むことで、楽に突き刺せます。

剣スコップを突き刺したら、持ち手側に体重をかけ、テコの原理で土を持ち上げましょう。

地中の根っこが出てきたら、剣スコップを突き立てて断ち切ったり、剪定ノコギリや剪定バサミでカットしたりします。

ひと回り掘っておもな根っこを切ったら、幹に体重をかけてゆすったり傾けたりして幹を倒します。
勢いをつけて幹を押したり引っぱたりすると木が急に傾いた拍子に転倒するおそれがあるので、慎重にじんわりと力を入れるようにしましょう。

幹を完全に倒しても地中につながる根っこが残っている場合は、剣スコップや剪定ノコギリで根をカットします。

監修者:ガル事務所 なかむら

幹の真下方向への根の伸長が太いことが多いので根切りの際にはチェーンソーが必要になる場合もあります。

以下はプロが木の抜根をしている様子の映像です。
実際の手順の参考になります。

長い状態の幹や根は、ノコギリで処分しやすいサイズに細かく切っておきましょう。

4.伐採した木を処分する

伐採した木は、基本的に家庭ゴミとして地域のゴミ収集に出すことが可能です。
地域によって細かく切って指定ゴミ袋に入れる場合や、ヒモなどで束ねて出すなど、出し方のルールが違います。

地域のゴミ処理施設などへ自分で持ち込むことも可能です。
大量の木を処分できて便利ですが、基本的には有料です。

ゴミ収集やゴミの持ち込みは、一度に出せる量や大きさに制限がある場合もありますので、自治体のホームページなどであらかじめルールを確認しておきましょう。

少量であれば、細かく砕いてウッドチップにする方法もあります。
ウッドチップは植物のマルチング材やお庭の舗装材として活用でき、いずれ自然に土に還るのでエコな処理方法です。

多少費用がかかってもよければ、不用品回収業者に依頼する手もあります。
自分で木を運搬する手間がないので楽な方法です。

いずれにしても、伐採した木は早めに処分しましょう。
伐採した木をお庭などに放置しておくと、シロアリなどの害虫が発生する原因になります。
また、腐朽した木に発生したカビなどが原因で、近くで育てている木や草花が病気になることもあります。

伐採した木の処分方法については、以下の記事でも詳しく解説しています。

伐採や抜根、そして木を処分する作業が自分では難しそうだと感じる場合は、無理せずプロに相談しましょう。
造園業者などのプロならどのような木でも安全に伐採、抜根してくれ、もちろん伐採した木の回収をお願いすることもできます。

当サイト【伐採110番】では庭木の伐採をおこなっている造園業者をご紹介しています。
もちろんご相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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庭木伐採を依頼するなら植木屋や造園業者

自力で伐採するのが難しい場合は、プロにお任せしましょう。
当然ながらプロの手にかかれば、大きな木や危険な状況の木でも伐採が可能です。

庭木の伐採を依頼できる業者には、植木屋や造園業者などがあります。
業者に依頼するのは自力伐採に比べて費用が高くなることが多いですが、もちろん費用に見合ったメリットもあります。

また、業者に伐採を頼みたいと思っても「なにを基準に業者を選べばいいのかわからない」ということもあるでしょう。

そこで、庭木の伐採をプロに依頼するメリットと、よい業者を選ぶポイントをご紹介します。

伐採を業者に依頼するメリット

伐採を自分でする場合と業者に依頼する場合を比較した場合、業者には以下のようなメリットがあります。

  • 建物などを損傷するリスクが少ない
  • 処分までまとめて頼める
  • 剪定や移植もできる

建物などを損傷するリスクが少ない

プロは近くに建物などがある場所でも、ロープやクレーンなどプロならではの道具や技術を活かして周囲を傷付けることなく安全に伐採が可能です。

処分までまとめて頼める

造園業者などでは、基本的に作業後の枝や幹などの回収処分をおこなっています。
伐採の作業とは別料金になることが多いですが、まとめて頼めば作業後にはキレイになったお庭だけが残ってスッキリします。

剪定や移植もできる

庭木やお庭のプロである植木屋や造園業者では木の伐採だけでなく、剪定などのお手入れ、植栽や移植など木を植える作業にも対応しています。
伐採したい木以外に手入れしたい木もあれば、まとめて頼むことが可能です。

また、本当は切りたくない木を伐採せずに剪定で小さくしたり、他の場所に植え替えるといった対処ができる場合もあります。
本当に伐採するかどうか、お庭を今後どうしていくかといった総合的なアドバイスを聞けるのも、プロに相談する大きなメリットです。

伐採業者の選び方

よい伐採業者を選ぶためには、以下のポイントに注目してみましょう。

  • 料金設定が明確
  • 見積りが無料
  • ヒアリングや説明がていねい

料金設定が明確

業者の公式サイトなどに、「〇mの木は〇円」といった形で細かく料金が記載されているか確認しましょう。
伐採の料金は、木の大きさと木の本数によって設定されているのが一般的です。
基本的な料金設定が明確になっていないと、提示された料金が妥当なのかどうか判断ができません。

もちろん個々の状況によって追加料金が発生することもありますが、料金設定が明確になっていれば、なぜその料金になるのか確認することができます。

公式サイトなどで明確な料金表を開示している業者であれば、極端に高額な料金になる場合には事前に説明してくれることでしょう。

現地見積りが無料

伐採にかかる料金を明確にするためには、事前の現地見積りが必須です。
また、よりよい業者を選ぶために複数の業者から見積りを取ることも重要です。

見積りだけで料金が発生すると全体の費用が高くなってしまうので、見積りが無料の業者を選びましょう。

見積りは無料と銘打っていても、出張費などの名目で料金が発生する場合もあります。
電話での問い合わせなどの段階で、完全に無料であるかどうかよく確認しておきましょう。

ヒアリングや説明がていねい

電話での問い合わせや見積りの際に、依頼主の要望をしっかりと聞いて確認し、作業内容を説明してくれる業者は信頼できるといえるでしょう。

要望や作業内容をよく確認せずに作業をされると、思っていたのと違った仕上がりになってしまうおそれがあります。
特に伐採は切ってしまってからでは取り返しがつかない作業なので、最終的にどのような状態にしたいのかをよく確認してくれる業者が安心です。

以下の記事では具体的なおすすめの業者を詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

庭木伐採を業者に頼む費用を抑える方法

業者に庭木の伐採を依頼する場合にもっとも気になるポイントは、費用面でしょう。
伐採110番編集部が伐採業者の料金を調査したところ、伐採費用の相場は2万円~4万円程度です。

木の高さごとの伐採相場

この料金は単純に伐採作業だけの料金で、基本的に抜根や処分の料金は別にかかります。
そのため、トータルでは1本につき10万円近くの費用がかかる場合もあります。

伐採にかかる費用については以下の記事でより詳しく解説していますので、ぜひご参考ください。

このように高額になることが多い伐採の費用を、できるだけ抑えるコツをご紹介します。

抜根をしない

切り株を抜き取る抜根の作業をしない場合、する場合と比べて料金を半額以上抑えられる可能性があります。
木を根元まで切る伐採と根の部分を抜き取る抜根は料金が別で、じつは伐採よりも抜根のほうが料金が高いことが多いからです。

伐採110番編集部の調査では、伐採の料金は小さめの木でも3万円程度が相場です。

抜根費用グラフ

抜根は地面を掘って根を切る時間のかかる作業なので、料金が高めに設定されていることが多いのです。
ただ、抜根は絶対にしなければいけないわけではありません
抜根をしたほうがよいのは、木を撤去したあとのスペースに建物を作ったり植物を植えたりなど、なにかに使いたいときです。
切り株が特に邪魔になることがないのなら、そのまま残しておいても問題はないのです。

もしも切り株が邪魔になったらそのときにあらためて抜根をすることもできるので、いったんはしないでおくのもおすすめです。

処分を自分でする

伐採や抜根をしてもらったあとの木を植木屋や造園業者に回収処分してもらうのではなく、自分で処分すれば、費用の節約になる可能性があります。
基本的に、業者の回収処分には別途料金がかかるからです。

伐採した木を自分で処分するには、家庭ゴミとして地域のゴミ収集に出したり、ゴミ処理施設へ自分で搬入したりといった方法があります。
伐採した木のゴミとしての区分や出し方のルールは地域によって異なるので、自治体のホームページなどで確認してみましょう。

以下の記事では、伐採した木の処分方法や費用について詳しく解説しています。

閑散期に依頼する

植木屋や造園業者の繁忙期である5月~12月頃を避け、閑散期である1月~4月頃に依頼をすると、料金が割安になる可能性があります。

春から秋にかけては、植木屋や造園業者に多くの依頼がある繁忙期です。
植物が成長する時期なので、剪定や草刈り、芝生の芝刈りなどお庭の手入れが必要になる機会が多いからです。

しかし冬場は多くの植物の成長が止まるので、植木屋や造園業者には依頼が少なくなくなります。
そのため閑散期である冬場には日程の調整や人材の確保などがしやすく、業者の手間が少ない分料金が割安になりやすいのです。
また、できるだけ依頼を得るために、積極的に料金の割引などをしている業者もあります。

急を要する伐採でなければ、閑散期まで待って依頼をするのがおすすめです。

剪定で済ませる

本当は残したい木だけれど、「木が大きくなりすぎて管理ができなくなった」「枝が伸びすぎて隣家や電線にかかってしまった」などの理由でやむを得ず伐採を考えているなら、そもそも伐採をしないという選択肢もあります。

強剪定という方法で枝や幹を強く切り、木を小さくして仕立て直すのです。
ただし、強剪定は木が枯れてしまうリスクもある難しい方法なので、植木屋などのプロに依頼するのがおすすめです。

弊社運営サイトにご相談のあった剪定の事例を集計したデータによれば、3m~5m程度の木を1本剪定したときの料金は平均14,796円です。
同じ3m~5m程度の木を伐採する料金の平均は28,714円なので、剪定のほうが1万円以上安く済む可能性があります。

強剪定の内容や伐採との違いについては、姉妹サイト【お庭110番】の以下の記事でも詳しく解説しています。

補助金を活用する

地域によっては、木の伐採にあたってかかる費用を補助してくれる制度がある場合もあります。

ただし補助には条件があり、「枯れて倒れそうになっている」「道路にはみ出している」などの危険な状態の木に限る場合や、保安林など森林の木に限るという場合などです。
リフォームなどのために不要になったお庭の木を処分したいといった理由で補助を受けるのは、難しいことが多いでしょう。

自治体によって補助の条件や内容には違いがあります。
補助金制度は基本的に伐採をしたあとでは申請ができないので、一度事前に補助を受けられる可能性がないか市役所などへ相談してみるのがよいでしょう。

参考:横浜市|助成金制度を活用できます(PDF)
参考:三田市ホームページ|危険木伐採等事業補助金について
(最終閲覧日:2023年9月14日)

相見積りをする

複数の業者に同じ条件で見積りを依頼して料金を比較検討すれば、より料金の安い業者を選ぶことができます

ただし、見積り時には料金だけでなくサービス内容や対応のよさなどもチェックしておきましょう。
ただ料金が安いだけで選ぶと、納得のいく作業をしてもらえないおそれもあります。

また、業者にすべてお任せにせず、見積りの段階で要望を具体的に伝えておくことも重要です。
要望が具体的に伝わっていないと、実際の作業時に不足があり、追加作業の料金が発生がする場合があります。
そのような事態を避けるために、事前にどんな作業をしてほしいのか細かく伝えて確認しておきましょう。

当サイト【伐採110番】では、現地見積り無料の業者をご紹介しています。
無料電話相談窓口でご要望をお聞きし、最適な伐採業者を手配しますので、ぜひお気軽にご相談ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。

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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※3 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。

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監修者:ガル事務所 なかむら

相見積もりを取ることは勿論ですが、実際に現調してもらい細かな希望もシッカリと伝えることが第一歩です。(後から追加料金などのトラブルにならないために)

世間相場というものもありますので単純に安いだけを求めると悪質な作業や物損などにも対応出来ない業者がいますので留意して下さい。

長いお付き合いのできる業者さんを1社見つけることが料金を抑えるコツです。

作業をバラバラに依頼するのではなく、作業全体をまとめて依頼する事や閑散期に依頼する事や定期的(年1回~2回など)依頼することも料金を抑えるコツです。

庭木伐採のよくある疑問

庭木の伐採はそうそう経験することではないので、いろいろとわからないことがありますよね。
そこで、庭木を伐採しようとする人の前に立ちはだかるであろう疑問について解説します。

Q.伐採すると祟りがある?お祓いやお清めはしたほうがいい?
Q.伐採に適した時期はある?
Q.伐採業者の料金が高くなるのはどんなとき?
Q.電力会社やNTTは無料で伐採してくれる?
Q.木を伐採するには市役所に届け出が必要?

Q.伐採すると祟りがある?お祓いやお清めはしたほうがいい?

A.祟りがあるかどうかはわかりませんが、事前のお祓いはすることが多いです。

特に古い木や大木を伐採する際には、お祓いをすることがあります。
これは伐採をすると悪いことがあるというよりは、長く生きてきた木に対する敬意や感謝、供養といった意味合いがあるといえるでしょう。

お祓いに決まった形式などはなく、考え方は宗教や宗派によっても違います。
近くの神社などにお願いをしてもよいですし、自分で手を合わせてお祈りをするだけでもよいです。
その木に対して特に思い入れがなくまったく気にしないのであれば、なにもしなくてもよいでしょう。

また、伐採を依頼する造園業者などに相談すれば、作業前に簡易的なお祓いの儀式をしてくれる場合もあります。

監修者:ガル事務所 なかむら

宗派流派などにより様々ですが、基本的には全ての伐採作業において、一本一本お清め供養を行うことにしています。これは生き物に対しての敬意と感謝から殺生することに対してのせめてもの供養句から行っています。

当社は両部神道に基づき作法しています。
御神塩、御神酒を用意して供養句を清らかに念じることを行います。 

ほぼ全てのお客様がご要望されます。

▼業者によるお祓いの様子

伐採業者によるお祓い
出典:大阪電気通信大学|寝屋川キャンパス大規模リニューアル工事(フェニックス伐採編)(最終閲覧日:2023年9月14日)

参考:新庄国道維持出張所 – 国土交通省 東北地方整備局|一般国道13号(新庄市泉田地内) 倒木のおそれがある古木を伐採しました(PDF)(最終閲覧日:2023年9月14日)

Q.伐採に適した時期はある?

A.木を伐採する時期は、冬場がおすすめです。

造園業者などに頼む場合は業界の閑散期である1月~4月頃に依頼することで、予約が取りやすかったり料金が割安になったりします。

また、自分で伐採をする場合も、夏場よりも冬場のほうが害虫が少なく、気温も低いので比較的作業がしやすいです。

ただし、あくまでよりよいという目安なので、夏場に伐採をするのがよくないわけではありません。
木が倒れそうになっているなどの危険な状態がある場合は、時期に関わらずすぐに伐採をしましょう。

Q.伐採業者の料金が高くなるのはどんなとき?

A.重機を使うときや追加作業が発生したときなどです。

高所作業車やクレーンなどの重機を使用する場合は、それぞれの使用料金が追加されます。
高所作業車は脚立では届かないような高木を伐採するとき、クレーンは周囲の建物にぶつけずに枝を切り落とすことが難しいときなどに必要です。
木が大きく、特殊な状況であるほど、料金も高くなりやすいといえます。

また、現場で予定になかった別の作業が必要になったときには、料金が通常よりも割高になることがあります。
伐採する木の周囲に雑草が生い茂っていて作業ができない場合や、業者と依頼主の間で認識に行き違いがあって作業内容が変更になった場合などです。
業者に依頼する際には事前に現場を見てもらい、要望を具体的に伝え、当日の作業内容や必要な準備をよく確認しておきましょう。

Q.電力会社やNTTは無料で伐採してくれる?

A.伐採までしてくれることは少ないでしょう。また、NTTは有料対応です。

木の枝が電線や電話線などに接近している場合には、電力会社やNTTに連絡をすれば対処してくれることがあります。
木の枝が電線に接触したときに危険や支障があるからです。

あくまで電力会社やNTT側にとって支障がある場合の対応なので、対応してくれるか、どのような対応になるかは電力会社やNTT側の判断になります。
多くの場合電線にかかりそうな部分の枝を切るだけで、木自体の伐採まですることは少ないでしょう。

また、NTTは木の剪定や伐採に関する依頼は有料で対応すると公表しています。

ただし、対応の内容にかかわらず木の枝が電線にかかっている状態は危険ですので、一度電力会社やNTTには連絡をしておきましょう。

参考:資源エネルギー庁WEBサイト|電気事業法第61条に基づく植物の伐採等に関する指針(PDF)
参考:NTT東日本|電気通信設備保護のための伐木・伐採に係わる費用負担について(最終閲覧日:2023年9月14日)

Q.木を伐採するには市役所に届け出が必要?

A.庭木を伐採する場合は、基本的に届け出は不要です。

森林の木を伐採する際には、それが個人所有の土地であっても届け出が必要な場合があります。
地球全体にとって重要な資源である森林を適切に維持するために、許可を得てから伐採をすることが森林法という法律で定められているです。

しかし、森林法が規定している森林の対象には、住宅のお庭に植えてある木は含まれません。
そのため、伐採するときにも届け出は必要ないのです。

参考:林野庁|伐採および伐採後の造林の届出等の制度
参考:e-Gov法令検索|森林法
(最終閲覧日:2023年9月14日)

伐採業者選びは伐採110番にお任せください!

「庭木の伐採を業者に頼みたいけど、どこに頼めばいいのかわからない」「じっくり選んでいる時間がない」という場合には、ぜひ伐採110番へご相談ください。

伐採110番では、庭木の伐採に対応している植木屋や造園業者と多数提携を結んでおり、ご要望に応じて最適な業者をご紹介可能です。

また、伐採に限らず木の剪定や移植、草刈り、芝生の手入れ、砂利敷きなどさまざまな作業に対応している業者がいますので、「お庭をどうすればいいのかわからない」といったお悩みもご相談いただけます。

現地調査と見積りは無料で対応していますので、「料金を見てから判断したい」「相見積りにしたい」という場合でも、ぜひお気軽にご連絡ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいたうえで、調査費用等をいただく場合がございます。

まとめ

庭木を伐採する場合は根元から一気に切り倒すのは危険なので、枝の先端や幹の上から少しずつ切っていきます。

自分の身長程度の高さ、片手でつかめる程度の太さで、かつ危険な状態になっていない庭木であれば、自分でも安全に伐採や抜根が可能です。
脚立やチェーンソーなど特殊な道具を一般の人が使うのは非常に危険なので、大きな庭木の伐採は無理せずプロに任せましょう。

庭木の伐採は、植木屋や造園業者に依頼できます。
切り株を残しておいたり伐採した木の処分を自分でしたりといった工夫をすれば、伐採の費用は大幅に抑えることが可能です。

実際の料金を確認するためには、現地調査と見積りを依頼しましょう。
木やお庭をどうしていきたいのか要望をしっかりと伝えるためにも、事前の見積りと相談は重要です。

当サイト【伐採110番】では植木屋や造園業者をご紹介しており、伐採はもちろん庭木やお庭全般に関するご相談も受け付けております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、本日中の施工が難しい場合があります。※2 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※3 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。

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