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2019.07.19更新

間伐をおこなう理由とは|間伐の必要性と間伐材の幅広い用途をご紹介

森林を所有されていて、木々が混みあってきたため間伐をしたほうがよいか検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。特に初めて間伐をおこなうようなときは、間伐のメリットや方法などわからないことがたくさんあるかもしれません。

また、最近では切った木を新たな木板や燃料などに転用する間伐材の利用シーンも増えています。間伐した木を間伐材として使いたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本コラムでは、これらの疑問にお答えするため間伐の必要性や間伐材の用途を詳しくご紹介します。間伐をおこなうことで森林がより元気になるだけでなく、切った木がさまざまな場面で活用されている姿を楽しむことができるでしょう。

間伐は本当に必要?

間伐は森林の木を切ることです。木を切ると聞くと残酷で森林破壊の印象を持たれるかもしれません。しかし間伐は木々を健康に育て森林を保全するためには必要なことなのです。まず間伐がどのような目的でおこなわれる行為なのか詳しくみていきましょう。

間伐は森林を育てるための行為

間伐は森林を育てるための行為

間伐とは、成長の遅い木を切ることです。高密度で生えた木を切ってまばらにします。まばらにする理由は2つあります。1つは日光を木々や地面に差し込ませるため。もう1つは樹木の密度をさげるためです。

なぜ日光を差し込ませる必要があるのでしょうか。エサを取りに行けない植物は、光エネルギーで養分をつくる光合成をおこなって自生します。間伐によって日光が森林に行き渡ると残った木々の光合成が盛んになり発育がよくなるのです。

次に樹木の密度をさげる理由をみていきましょう。木々は高密度で成長すると、すこしでも日光をたくさんあびるため、隣の木々を避けながら曲がって成長していきます。

樹木の密度を減らすことで光合成を遮る木がなくなり、木々がまっすぐに成長します。まっすぐ成長した木は加工がしやすいため将来良質な木材として期待ができるのです。

間伐しないとどうなるの?

それでは間伐をしないと森林の木々はどうなるのでしょか。日光が森林に差し込まなくなるため、木々の光合成が低下し発育が遅くなります。また、木々は密集しているため、木は周りの木を避けるように曲がって成長します。

さらに、うっそうとした木々が地面への日光の照射を妨げます。暗い森林の地面には草などの小さな植物が育たないため、雨や風で表土が簡単に流出し崩れやすい山になります。

このようなことから、間伐は木々の成長や森林の保全にとても重要だということがわかります。それではどのように間伐をおこなっていけばよいのでしょうか。次の章で詳しくみていきましょう。

間伐をおこなうために

間伐は木を育てるためにおこなう行為です。適切なタイミングに正しい方法でおこなわないと森林を壊してしまうおそれがあります。それでは具体的に間伐をおこなうタイミングや方法をみていきましょう。

間伐をおこなう時期と方法

間伐をおこなう時期と方法

間伐のタイミングや、木を切る本数などを順番に確認しましょう。

【タイミング】

間伐は木を植えて10年ほど経過してからおこないましょう。10年程度たつと生育の良い木と悪い木の区別がはっきりつくようになるのです。成長の遅い木や枯れそうな木、曲がった木などを間伐します。

間伐したあとも、残った木々は成長します。そのため残った木々が地面に届く日光を遮りはじめる5年をめどに間伐を継続することで、木々の発育にとってよい環境を常に維持できるのです。

【時期】

秋から冬の寒くなり始めたころが間伐に最適な季節です。夏は木の成長力が強く根から盛んに水を吸収しますが、寒くなるとその活動も穏やかになります。水を吸った木は、体を拭いたあとのタオルのように分厚く切りにくいですが、冬は乾燥し木々の保水力が低下しているため切りやすくなります。

【間伐する木の割合】

間伐しない木に日光がよく当たるように切りましょう。目安としては10本のうち2本~4本の割合(約20~40パーセント)で間伐していきます。

間伐する割合が少ないと、日光が当たりません。暗いところに生えた木は光合成によって養分を作り出せないため、生育に悪影響が出ます。反対に間伐する割合が多すぎると、日光が地面に当たりすぎて乾燥しやすい土地になってしまうのです。

また、間伐率が20~40パーセントの範囲を超えると補助金がもらえないおそれもあります。補助金については、次の章でご紹介します。

間伐の種類

間伐には「定性間伐」と「定量間伐」の2種類があります。詳しくみていきましょう。

1.定性間伐

切る木をあらかじめ決めて伐採する方法です。成長の遅い木や曲がった木などの劣勢木を選んで伐採するため、健全な木を確実に残せるメリットがあります。

2.定量間伐

「5本に1本伐採」や「3列残して1列伐採」のように切る量をあらかじめ決めて伐採する方法です。

木を選ばず決まった量だけ木を伐採するため、木の選定に費やす時間を省いたり、すぐ次の木の伐採に取り掛かることができたりと効率のよい伐採をおこなえます。しかし、優良な木も伐採してしまうというデメリットがあります。

間伐は時期や量、さらに方法などを正確に理解しておこなわなくてはなりません。間伐の方法を間違えると、優良な木を枯らせてしまったり土地の保水機能を壊してしまったりするおそれもあるのです。

弊社は、間伐に関するノウハウや知識を豊富にもった加盟店と提携しています。お電話いただければお近くの加盟店を派遣して、現地を確認させていただきます。プロに任せれば、最適な間伐をおこなってくれるはずです。

間伐にかかる費用

間伐を業者に依頼したときに、どれくらい料金がかかるのか気になることでしょう。この章では間伐費用はもちろん、費用をおさえるお得な制度もご紹介します。

伐採にかかる費用相場

伐採にかかる費用相場

伐採の費用は、1ヘクタール(100メートル四方)で25万円が相場です。急な斜面があるような足場が悪い土地で作業する場合には、足場を組んだり特殊な機材を使用したりすることがあるため費用が加算されることがあります。

間伐にかかる総合の費用は伐採費用より下がることも

間伐は意外と費用がかかると驚かれた方も多いことでしょう。しかし、伐採費用の補助金をもらったり、切った木を間伐材として買い取ってもらったりして伐採費用をさげる方法があるのです。

1.補助金制度

伐採費用の一部を国や自治体に補助してもらえる制度です。伐採したあとに伐採の事業計画書や申請書を国や都道府県、自治体に提出することで補助金をもらうことができます。申請書の提出は自分でおこなうか、森林組合に委託します。

間伐材を自分で使用したい方や間伐材を買い取ってもらう場所まで運べない方は、補助金制度によって、伐採にかかる費用を軽減することができます。

2.木材買収

木材チップ生産業者や植物などをエネルギーに変えるバイオマス発電所などに間伐材を買い取ってもらう方法です。事前に自治体に間伐材の売却申請をおこない、輸入木材や他の地域で切られた間伐材でないことを証明してもらう必要があります。

すべての自治体で買取をおこなっているわけではありません。事前に自治体ホームページでの確認や、森林組合に問い合わせをしておくとよいでしょう。

間伐した木を間伐材として使用すると、いろんな人や地域のために自分の木を役立てることができます。また、買取料金も手に入るため間伐にかかる費用をおさえることもできるのです。

間伐材の利用法

間伐材は昨今さまざまな場面で利用されています。間伐材が多くの人に利用されているのには理由があるはずですし、利用シーンも知っておきたいですよね。この章では、間伐材の特徴や利用シーンを詳しくみていきましょう。

間伐材の特徴

間伐材の特徴

間伐材には大きさや耐久性、さらに抗菌作用や燃焼のしやすさなど多くの特徴があります。具体的にみていきましょう。

植樹後30年以上経過したカラマツは樹高10メートル、直径20センチメートル近く成長するため、間伐された木が丸太や大型板材などに使用されます。

ヒノキは耐久性や抗菌作用に優れています。そのためヒノキの間伐材が建材やまな板など清潔に保たなければいけい場所で多く使用されるでしょう。

マツやスギは燃えやすい特徴があります。石油などの化石燃料を使わない暖房のまきとして注目されています。

間伐材はどう利用されているか

間伐材の利用シーンもみていきましょう。身の回りでいろんな間伐材が利用されているものですよ。

≪集成材≫

裁断された別々の木々を縦横につなぎ合わせて、新しい板材に生まれ変わらせたものです。一枚の板材に複数の木板が組み合わされた机の天板や床など、なじみのある方も多いのではないでしょうか。

≪紙製品≫

間伐材は紙製品に使われることもあります。飲料容器やコピー用紙、トイレットペーパーなどの使用例があります。また、カートカンという紙製の飲料容器にも間伐材が原料として使われるケースがあります。

≪バイオマス燃料≫

バイオマス燃料とは、動物のふんや木くずなどを加工して得るエネルギーです。チップ状に粉砕された間伐材を木質バイオマス発電の燃料として活用している自治体があります。

≪「間伐材利用コンクール」で新しいアイデアが続々出ている≫

林野庁は毎年「間伐材利用コンクール」をおこなっています。間伐材が家具やおもちゃ、建材などに使われている様子がみられます。興味のある方は林野庁のホームページで確認してみてください。

間伐材を使うことで、新たな資源の獲得や製油燃料などの使用の削減に貢献していることがわかります。間伐材でできた家具やおもちゃなどはプラスチックや金属でできたものに比べて温かみを感じることもあるでしょう。

今所有されている木々を間伐したときは、間伐材として利用してみることも検討してみてはいかがでしょうか。

間伐をお考えの方はぜひ業者にご相談を!

森林の木々も間伐をしないでおくと、木々の発育が悪くなるだけでなく、植物が地面に根を張る力も弱くなります。このため雨や風で山が崩れやすくなるなど、悪影響を及ぼすことがあります。

不要な木も適度なタイミングで間伐すれば、メリットは残った木々が元気になるだけではありません。切った木を間伐材にすれば、ゴミとなる木もさまざまな場面で活躍させることができるでしょう。

弊社では豊富な間伐経験をもつ伐採業者が数多く提携しております。お電話いただければお近くの業者をご紹介して、現地調査をさせていただきます。作業前に業者とじっくり話ができるため、間伐方法を聞いたり疑問点を質問したりするだけでなく、間伐材の利用方法も相談できるでしょう。

業者に間伐を依頼して、所有されている森林を元気にし、有効に活用されている間伐材の姿をみるのも楽しみですよね。間伐をお考えの方は、ぜひ弊社にご相談ください。

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