伐採・間伐のことなら伐採110番TOP > 庭木の伐採 > 月齢伐採の魅力|大事なのは切った後の乾燥!知っておきたい高級木材

2019.07.18更新

月齢伐採の魅力|大事なのは切った後の乾燥!知っておきたい高級木材

月齢伐採とは新月に伐採をおこなうことで、月齢伐採をおこなうと色つやがよく、丈夫で腐敗しにくい良質な木材をつくることができるといわれています。また、月齢伐採をおこなった後は、葉がらし乾燥と天然乾燥をおこなうことで、木材の質がさらに高まります。

ここでは月齢伐採や乾燥方法についてお伝えしていきます。「月齢伐採について知りたい」「家を建てるときに使う木材にこだわりたい」という方は、ぜひ参考になさってください。

月齢伐採とは

月齢伐採をおこなうことで良質な木材をつくることができるといわれています。まずは月齢伐採について詳しくご紹介していきます。

月齢伐採の時期

伐採に適した時期

月齢伐採は、9月~2月までの、新月(月の出ていない時期)におこないます。新月の中でも、9月~2月の冬には、成長の勢いが弱まってあまり水を吸収しないため、伐採した後に乾燥しやすくなるのです。

新月に伐採する理由

月齢伐採をおこなってつくられた木材は、以下のような効果があることで知られています。

  • 虫が付きにくい
  • カビにくい
  • 変形しにくい
  • 色つや、香りがよい
  • 丈夫

月の出ていない時期には水があまり吸収されなくなり、カビの発生や腐敗の原因となるデンプンがフェノール成分に変わるといわれています。その結果、上記のような特徴をもった木材をつくることができるのです。

ちなみに、世界最古の木造建築物である「法隆寺」や、バイオリンの名器である「ストラディバリウス」も月齢伐採の木材が使われたといわれています。現在も住宅メーカーの中には月齢伐採をおこなう企業もあるようです。

そのため、家を建てるときにより良質な木材を使いたいという方は、月齢伐採をおこなった木を用いる選択肢もあります。家を建てる際に、月齢伐採のことも考慮してみてはいかがでしょうか。

伐採した後の乾燥が大事

木材をつくる際は伐採をおこなった後に乾燥をおこないますが、乾燥の方法によっても木の質が変わります。ここでは、良質な木材をつくる乾燥方法である「葉がらし乾燥」と「天然乾燥」についてご紹介します。

【乾燥方法1】葉がらし乾燥

サルフレアの特徴と育て方・剪定や伐採のタイミングについて解説

葉がらし乾燥とは、伐採して木が倒れたままの状態(加工せず、枝や葉が付いている状態)で山に放置して、自然乾燥させる乾燥方法のことです。木材によって乾燥期間は異なり、スギは3カ月、ヒノキは1カ月以上乾燥させるとよいでしょう。

葉がらし乾燥のメリット

葉がらし乾燥をおこなうと以下のような効果があります。

  • 運搬が楽になる
  • 色つやがよい
  • 香りがよい
  • 丈夫

葉をつけたまま放置することで、蒸散をおこないます。蒸散とは、木は葉の裏にある気孔という穴から水分が出ていくことです。蒸散によってより効率的に水分を逃がすことができます。その結果、上記のような木材ができるのです。

【乾燥方法2】天然乾燥

葉がらし乾燥をおこなった後は、天然乾燥をおこないます。天然乾燥とは、木材を加工した後に自然乾燥させる方法です。木材によって乾燥期間は異なりますが、だいたい半年以上は乾燥させなければなりません。長期に渡って乾燥させる分、より質の高い木材をつくり上げることができるのです。

天然乾燥のほかに、乾燥機に入れて短期間で乾燥させる「人工乾燥」という方法がありますが、天然乾燥をおこなった木材のほうが良質だといわれています。天然乾燥のメリットについて、詳しく見ていきましょう。

天然乾燥のメリット

人工乾燥では強制的に木の温度をあげるため水分とともに木の油分も逃げてしまいますが、天然乾燥は自然に乾燥するのを待つことで、木の油分が逃げるのを防ぎます。その結果、香りや色つやがよい木材になるのです。また、ゆっくり自然乾燥させると、ゆがみによる負担がかからないため、丈夫な木材になります。

また、天然乾燥は、環境に負荷がかかりません。人工乾燥では燃料を使うため、二酸化炭素が発生します。一方、天然乾燥では自然に乾燥するのを待つため、環境にはほとんど負荷がかからないのです。

天然乾燥は伐採した木の管理に時間がかかるため、流通している量は少ないですが、その分環境にやさしくて質の高いものをつくることができるのです。

丈夫な木材の使い道とは

月齢伐採と、葉がらし乾燥・天然乾燥をおこなった木は、より色つやがよく、丈夫な木材になります。そのような木材はできあがるまで時間がかかるため流通量自体は少ないですが、建材や楽器など、身近なところに利用されています。

ここでは、月齢伐採や葉がらし乾燥・天然乾燥をおこなってつくられた建材や楽器の魅力を、詳しくお伝えしていきます。

建材として利用

チャボヒバの特徴

月齢伐採と葉がらし乾燥・天然乾燥をおこなってつくられた木材は、建材として利用されます。丈夫で腐食しにくいので、野外にさらしても比較的傷まないのです。そのため、このように良質な木材でつくられた家は家の寿命が長くなるでしょう。

長年住むことになる家だからこそ、「良質な木材を使って建てたい」という方も多いでしょう。そういった方は、月齢伐採をおこなった木材の使用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

楽器に利用

月齢伐採をおこなってつくられた木材は、バイオリンやウクレレ、ギターなどの楽器にも利用されています。楽器に月齢伐採をおこなった木材を使用することで、少し触れただけでも音が出るほど反応がよく、繊細で倍音(楽器特有の音の周波数。“その楽器らしい”音)が豊かな心地よい音を出すことができます。

そんな月齢伐採の木材でつくられた楽器は、乾燥に長い期間を費やすので、流通量が少ないため、貴重だといえるでしょう。

【伐採方法に関する記事はこちら】

木を切った後の処理|剪定・伐採後に必要な処理と木の処分について
オリーブの木の伐採|費用相場や枯れたときの原因・再生方法について
栗の木を伐採したい!実や花が付かない原因や改善方法も解説します
木を切った後に塗る薬は癒合材!効果・選び方・使用すべき場面を紹介
しだれ梅の育て方|地植えか鉢植えかで植える時期や剪定方法は変わる
安全に伐採作業を終えるために必要な技術
ソヨゴの伐採は意外と簡単?手順から注意点まで詳しくご紹介します
ユーカリの木の伐採方法|高くなりすぎた木は伐採してスッキリしよう
桐の木の伐採方法と枯らし方。生命力の強い桐は切り株からまた生える
カリンの木を伐採したい!大きなカリンの伐採は自分でできる?
いちじくの伐採【完全マニュアル】タイミングや手順・作業時の注意点
みかんの木の伐採は自分でできる?切った木の処分方法、費用をご紹介
杉の伐採方法を解説|正しく・安全に作業するための知識まとめ
もくれんの木の伐採方法!依頼したときの費用や剪定で小さくする方法
大木の伐採時は身の安全を最優先に!安全に処理する方法とは
大径木の伐採には資格が必要?作業手順とかかり木のリスクについて
竹を伐採するための知識
竹が腐るおもな原因は2つ!伐採時期と防腐処理の方法を徹底解説
ハゼの木の伐採はかぶれる危険性が!伐採費用と作業の流れについて
漆の木を伐採するときはかぶれに注意!切り株があるとまた生える!?
もちの木を伐採してスッキリしたい!自分でやる方法とプロに頼む費用
ハナミズキの伐採は自分でできるの?その判断基準や伐採方法とは
キンモクセイの抜根・伐採|自分でおこなう方法と依頼したときの費用
立木の伐採手順をプロに学ぶ!安全作業のための準備・届出も忘れずに
【倒木処理】正しい処理方法で危険を回避|無理そうなら伐採業者へ
銀杏の木を伐採したい!|イチョウ伐採・切り株処理・抜根・費用相場
もみじの伐採費用|伸びたまま放置するリスクと枯れてしまう原因
安全に伐採作業を終えるために必要な技術
自分で伐採する場合の必要なものや注意点
庭の木を切るにはどうしたらいい?知っておきたい手順や処分法を紹介
木の切り方を必要な道具からご紹介!自分で伐採できるか確認しよう

木の伐採・間伐 今すぐお電話!
通話
無料
0120-170-251 0120-697-174 日本全国でご好評!24時間365日受付対応中!
現地調査
お見積り 無料!
利用規約プライバシーポリシー
  • 無料相談窓口へ
  • よくあるご質問