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2019.04.08更新

林業に資格は必要なの?庭木を伐採する際に役立つ知識&技術の資格

林業に資格は必要なの?庭木を伐採する際に役立つ知識&技術の資格

いつのまにか庭の木が成長して、見栄えが悪いな……と感じることはありませんか?「思いきって伐採して、庭の見栄えがよくなるように木を切り倒したい!」「でも資格は必要なのか?」そんなお悩みを抱えている方もいるかもしれませんね。

また最近では、「将来は田舎に暮らしたい」という人も増えてきています。「自然と緑がいっぱいの田舎であれば、もしかしたら林業に関する資格が将来的に役に立つかもしれない!」と考えている方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、「自分で伐採するには資格が必要なのか」「林業の資格にはどんなものがあるのか」などについてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてくださいね。

林業の資格がなくても伐採作業はできる

伐採を自分でやるにあたり、気をつけなければいけないことはあるのでしょうか。

伐採とは?

伐採とは、簡単にいえば木をまるまる1本切り倒す作業のことを指しますが、伐採にもさまざまな種類があります。

≪皆伐(かいばつ)≫
一定の範囲にある木をすべて切り倒すことです。基本的には森林などの広い範囲にある樹木を伐採するときのことを指します。しかし、一気に木を切り倒すことが環境破壊につながってしまうという不安もあり、最近では小規模範囲でおこなわれる傾向もあるそうです。

≪択伐(たくばつ)≫
一度に伐採せずに、そのとき必要な分だけ木を切り倒すことです。森林内が明るくなり、太陽光が当たることによって、樹木はもちろん周辺の草花などの成長にも効果があるそうです。

≪間伐(かんばつ)≫
人工的に植えた木のせいで、太陽光が当たらなくなってしまうと、自然の樹木の成長を妨げてしまいます。そうならないように、一部の木を切り倒すことを間伐(かんばつ)といいます。

≪除伐(じょばつ)≫
まだ成長している幼い木の成長を促すため、育成する木以外の木を切り倒すことです。ときには幼い木であっても、成長不良であれば切り倒してしまうこともあります。

【注意】資格はなくてもOK!でも……

資格を持っていなくても自分で伐採することは可能です。しかし木が高すぎる場合や、幹が太い木の場合の伐採は素人にはとても難しいでしょう。

伐採には、刃物やチェーンソーを使用することが多いですが、知識も技術もない素人が、安易にチェーンソーを使うのはとても危険で、怪我をしてしまうことも考えられます。

使用方法がよくわかっていないと、「キックバック」といって、作業している人にチェーンソーが急に跳ね上がってくる、とても危険な現象が起こることもあるのです。

伐採すること自体は、特別な資格がなくてもおこなうことは十分に可能ではありますが、きちんとした知識や技術を持っている人がおこなうことで、より安全に伐採することができるといえるでしょう。

【知識編】あると便利!林業の資格2種類

【知識編】あると便利!林業の資格2種類

林業とは、森林を育てて、人々の生活に利用することを目的とする産業のことです。

林業の仕事をするとなれば、専門的な知識が必要なのでは……というイメージが多いのではないでしょうか。驚くことに、実際には必ず持っていなければならないという資格は、ないのです!

しかし自然を相手とする仕事になるので、知識があればもっと活躍できることは間違いないでしょう。林業に関する資格はどのようなものがあるのでしょうか。

林業経営に関する資格

林業経営に関する資格に、林業技士というものがあります。森林と林業についての専門的な知識および技術を持つ者として認定されたという資格です。

取得するためには、森林施業計画の作成や、造林などの事業に関わる計画書の作成および実行、林道の調査・設計、施工管理など、森林への深い知識が必要となります。

また、林業技士は、大学・短大・高校で林業に関する知識を習得し、かつ大卒で7年以上、短大卒で10年以上、高卒で14年以上の実務経験がなければ、受験資格を得ることができません。そのため、仕事に就いて経験を重ねてから受験するというのが、効率よく資格を取れる方法だといわれています。

空中写真の解析に関する資格

ほかにも、林業に活かせる資格として、森林情報士というものがあります。森林情報士とは、空中写真から森林の空間を見ることで情報の解析をおこない、森林計画や治山、林道事業、地球温暖化問題などの問題に対応できる技術者のことです。おもに森林設備をおこなう団体などが活動の場となります。

森林情報士の資格はまだまだ知名度も低く、何かの業務に必須な資格というわけではありません。しかし林業を円滑に進めていくためには、取っておいて損はない資格でしょう。

【技術編】スムーズな作業!林業の資格3種類

木を切り倒すという作業は、ときには危険もともないます。しかし確かな技術・知識があれば、安全に作業することも可能でしょう。実際に木を切り倒すことに関して、役に立つような資格はあるのでしょうか。

チェーンソーに関する資格

林業で立木を伐採する作業は、高性能重機かチェーンソーでおこなうことがほとんどです。重機の操作はもちろん資格が必要になりますが、労働者が業務としてチェーンソーで伐採作業をする場合も資格が必要となります。

なぜならば、チェーンソーを使用した作業は危険性が高く、事故が発生してしまうと、命を落とすことにもなりかねません。事前に「特別教育を修了しておく」ということが、労働安全衛生法第59条によって義務づけられているのです。

したがって、仕事でチェーンソーを使用する場合は、「立木の伐木作業者」の特別教育を受講し、修了証を取得するようにしましょう。個人でチェーンソーを使用する際は、この資格は必要ありません。

しかし、安全で正しいチェーンソーの使い方を身につけることは大切ですので、個人でチェーンソー使用する場合も、機会があれば受講しておくとよいでしょう。

小型移動式クレーンに関する資格

小型移動式クレーン運転技能講習の免許資格を取得すると、つり上げの荷重が1トン以上5トン未満の小型移動式クレーンの運転が可能になります。この資格は、森林から持ち出した機材をトラックに積んで、市場に運び出す際などに活躍してくれます。

クレーン運転士免許を持っている人、玉掛け技能講習を修了している人に受講資格があり、比較的簡単に取得することができるといわれています。玉掛けとはクレーンのフックに、荷を掛けたり外したりする作業のことです。

刈払機に関する資格

畑や庭などの草を刈るときに活躍してくれるのが、刈払機です。刈払機取扱作業者とは、刈払機を使用して草刈りなどの作業をおこなう人のことをいいます。

労働安全衛生法で、刈払機を使用する際の資格として「事業者が労働者に刈払機を使用させる際には、刈払機取扱作業者の安全衛生教育を受講させること」と決められています。

個人的に刈払機を使用して、作業する分には資格は必要ないとのことですが、機械を安全に使用するためにも、たとえ個人使用であっても持っていたほうがいいでしょう。

【その他】まだまだある林業系の資格!

【その他】まだまだある林業系の資格!

上記でご紹介したのは林業の主な仕事といえるものばかりですが、実はそのほかにもたくさんの資格があります。

森林の計画や設計に関する資格

森林技術に関する専門的な知識を生かして、森林の計画、研究、設計、分析などをする森林技術士という資格があります。これらに関する指導をおこなうこともあります。

森林セラピーに関する資格

森林の持つ癒し効果の知識や、健康・心理についての専門的な知識、高いコミュニケーション能力を持つことなどを認定する、森林セラピストという資格があります。森には、私たちに癒しを与え、健康へと導いてくれる効果があることが証明されています。

森林セラピストの資格を取るには、年1回開催される筆記試験に合格したのち、2次試験(レポートの提出など)に合格することが必要です。

樹木の診断や治療に関する資格

木の状態が悪くなってしまったときに、治療する樹木医という資格があります。私たちもどこか体の調子が悪ければ、病院へいってお医者さんに診てもらいますよね。人間と同じように、樹木も排気ガスや環境汚染、病害虫などから病気になってしまうことがあります。

そんなときに、専門的な知識を持った樹木医が木の治療をおこない、木がまた元気になるように手をつくしてくれるのです。

樹木医になるための試験は、樹木の保護、管理、診断、治療などに関する業務経歴が7年以上なければ受験資格がありませんので、目指す方にとっては少し長い道のりですね。しかし、樹木医補の資格を持っていれば、この実務経験7年以上という受験資格が、1年以上へと短縮されます。

【就職を考えている人へ】林業の資格受験をすれば就活が有利になる

林業に技能系の資格はつきものです。資格を持っているだけでも、即戦力として優秀な人材であると評価してくれる企業も多いでしょう。また、特殊な職業のため、取得しなければいけない資格も多くあります。

たとえいますぐには林業関係の仕事に就かないとしても、林業の資格は特殊なものが多いため、持っているだけで、自分の能力をアピールする手段とすることができるかもしれません。

林業経営や写真解析能力をアピール

林業技士の資格は最低でも7年の実務経験がなければ、受験資格すらない資格であるため、受験するのも長い道のりですよね。しかし、長年勉強し続けて取得した資格は大きなアピールポイントとなります。

また、空中からの写真解析で森林の状況を判断する森林情報士は、業務をおこなう上での必須資格ではないので、持っている人もまだまだ少ないのが現状です。だからこそ、森林情報士の資格を持っていれば、資格を持っていない人よりも優れた写真解析能力をアピールすることができるでしょう。

伐採作業やクレーン操縦能力をアピール

木を切る作業や、木をまとめて運搬するといった作業が業務に入っている企業の場合、刈払機取扱作業者の資格や小型移動式クレーン運転技能講習の免許資格は、持っているだけで評価が高くなることも多いでしょう。

さらに技術関連の資格は、持っているだけでなく実務経験もあればより大きなアピールポイントとなります。

森林セラピーや樹木の診断能力をアピール

人々の心と体を健康な状態へ導き出す森林セラピストの資格や、木の健康を守る樹木医も、森林への専門的な深い知識が必要ですよね。なので、人や木を診断する能力が優れているという、立派なアピールポイントになるでしょう。

意外と難しい伐採作業!事故防止対策を考える

木を伐採するということは決して簡単ではありません。しかも、ときには危険もともなう作業です。では安全に作業するためには、何に気をつけなければならないのでしょうか。

自分で伐採するときに気をつけたいこと

自分自身で安全に伐採作業をおこなう場合、安全のために作業できるスペースを十分に確保することが重要です。また、作業がしやすいように作業服は袖と裾がしっかりと締まるものを選ぶようにしましょう。安全靴や、防振手袋などを用意しておくことも悪くありません。

また、伐採した木が電線に触れないように注意することや、伐採した木が倒木で住宅を傷つけないように、近隣住民への配慮も忘れないようにしましょう。

自分で作業することに限界を感じたらプロに相談しよう

少しでも自分自身で伐採することに不安を感じたら、プロの相談してみることをおすすめします。無理して自分でおこなおうとすると、自分だけではなく他人にも被害が及んでしまうかもしれません。

プロであれば、樹木のことはもちろん、依頼した私たちのことも親身になって考えてくれた上で、作業をしてくれるでしょう。

まとめ

個人で木を伐採するには、特別な資格がなくても可能ですが、根元から木を切り倒すという作業は誰もが簡単・安全にできることではありません。油断すると大事故になってしまうこともあります。

伐採を考えている方は、一度プロに相談してみて、自分で伐採することが現実的に可能かどうか判断してもらったほうがよいでしょう。自分でおこなうことが難しいようであれば、プロにおまかせしたほうが安心です。

また、木に関する資格も職業も、さまざまなものがあるとおわかりいただけたかと思います。林業に関する職業に興味のある人は、ぜひこの機会に勉強してみてはいかがでしょうか。

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