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2018.03.15更新

チェーンソーはコツをつかんで安全に使おう!正しい使い方と伐採手順

チェーンソーはコツをつかんで安全に使おう!正しい使い方と伐採手順

チェーンソーは伐木などの作業には欠かせない大切な道具です。しかし、重量と勢いのある刃物なので、使い方を間違えると命にもかかわる危険性があります。

本記事では、そんなチェーンソーを正しく使って木を伐採するための方法をご紹介します。チェーンソーを安全に使うために大切な準備や使用上の注意、使わないほうがよい状況など、チェーンソーで伐採をおこなうときのポイントを見ていきましょう。

伐採は危険と隣り合わせ!自分で切れるかきちんと判断しよう

伐採をおこなう際にまず重要なのは、自分で伐採することができるかどうかという点です。伐採はさまざまな道具を使いこなさなくてはなりませんし、安全な場所に木を倒すなど、周囲への配慮も欠かせません。以下の2点に注目して、自分で伐採作業ができるかどうかを判断しましょう。

自分でチェーンソーを使えるのかどうか

チェーンソーを使った伐採の手順

チェーンソーは本来、職人が使う専門的な器具です。林業など仕事としてチェーンソーを使った伐採をおこなう場合は取らなければならない資格もあります。それが、「立木の伐木作業者」の特別教育終了証です。

個人宅の庭木を伐採する程度であれば資格は不要ですが、初心者が使えば命にかかわる事態に発展することもあります。できる限り業者に依頼するようにし、自分で使う場合は細心の注意をはらいましょう。

チェーンソーを使う際にもっとも注意しなければならないのは、「キックバック」という現象です。

キックバック
簡単にいうなら「コントロールを失ったチェーンソーが跳ね返ってくる」現象です。予兆なく突然発生するチェーンソーの暴走のことで、作業者はとても強い力で跳ね飛ばされます。このとき、暴走したチェーンソーが使用者の方向へ跳ね返ってくると、命にかかわります。

キックバックが起こったときは、使用者はすでにチェーンソーのコントロールを失っています。そのため、自分の方に向かってきたチェーンソーをどうすることもできず、重大な事故に至る可危険性が高いです。

キックバックを起こさないためにできる対策

  • 「キックバックゾーン」といわれる刃の先端上部にものをあてない
  • チェーンソーを高く持ち上げない
  • フルスロットルにして切断する
  • 切れ味の悪い刃を使わない

キックバックの被害を小さくするための対策

  • 正しい握り方で使用する
  • 「慣性自動チェーンブレーキ」(キックバックの衝撃でブレーキがかかる機能)がついたチェーンソーを使用する

キックバックは、ときにプロの作業の中でも起こりけが人を出すことがあります。チェーンソーにはこのようなリスクがあるということを踏まえたうえで、自分でも作業をおこなえるのかどうか判断しましょう。

自分で切れる状態なのかどうか

もうひとつ確認しなければならないのが、庭木の大きさです。樹高が高く、太さのある木を伐採する場合は、自分でおこなわないほうがよいでしょう。

これは、チェーンソーの危険な使い方である「高い位置で使う」という状況を誘発するからというのが理由のひとつです。

一般的に、樹高3m以下、幹の太さ直径20cm以下が自分で伐採できる限界の大きさといわれています。それ以上の大きさになってしまった庭木は、プロに伐採を依頼しましょう。

また、伐採場所が平地ではない斜面だったり、木が密集した場所で作業場所が十分に確保できなかったりする場合も、プロに任せたほうが安心です。

伐採したい木の大きさや庭の状態などから、自分で伐採作業をしてよいものか判断できないという場合は、一度弊社にご相談ください。状況にあわせて対応可能な業者をご紹介いたします。

伐採に必要な道具を揃えて万全な状態に

立木や庭木などの伐採をおこなう際には、林業用の道具が必要です。また、作業時にケガなどをしないよう身を守るための服装も用意しなければなりません。以下の表を参考にして、必要なものを揃えましょう。

服装
ヘルメット 高所の枝葉などから頭を守ります。
ゴーグル 木くずやゴミが目に入らないようにします。
手袋 枝やチェーンソーの刃から手を守ります。
作業着 枝葉や草などでケガをしないよう長袖長ズボンを着用しましょう。

ケガやキックバックなどの事故は、気をつけていても発生する可能性があるものです。少しでも安全に作業をおこなうために、上記のものを身につけることを忘れないようにしましょう。

道具
チェーンソー 木を切るために使います。
ロープ 倒したい方向へ木を引っ張っておくために使います。
クサビ 切り込みに差し込んで木を倒すときに使います。
カナヅチ クサビを打ち込むために使います。
鉈(なた) 枝を落とすために使います。

伐採の道具の中でもっとも大切な電動工具が、木を切るうえで欠かせないチェーンソーです。動力や機能が異なるいくつかの種類がありますので、ホームセンターなどで実物を見ながら探してみるとよいでしょう。

チェーンソーの代わりに斧などが使える場合もありますが、斧の使用は体に大きな負担がかかるので、より楽に使用できるチェーンソーの使用がおすすめです。

チェーンソーの使い方

チェーンソーを使用する際は、使用中の姿勢や環境が使用に適した状態かどうかがとても重要です。以下のような点に注意して作業するようにしましょう。

【使用中の姿勢】
チェーンソーは非常にパワーのある機械です。片手で軽く操作できるようなものではありません。作業中に落としてしまうことがないよう、必ず両手でしっかりと持ちましょう

そして、作業中はもちろんのこと、エンジンが稼働する可能性があるときは、回転部分に触らないように注意してください。

また、チェーンソーは体の正面ではなく右側に持つようにすると、キックバックが起こった際に体をそらせやすくなるため、ケガのリスクを減らすことができます

【使用する環境】
チェーンソーは、自分だけでなく周囲の人や動物にケガを負わせてしまうおそれがある道具です。周囲に人や動物がいないことを確認して使用しましょう。

また、ソーチェン(チェーンソーの刃)がものに触れている状態で動き出すと、キックバックなどの事故が起こる危険性があります。ソーチェンのまわりに障害物がない場所で稼働させましょう。

さらに、エンジン式のものを使用する場合に限りますが、排気口のまわりに紙類や木くずなどの燃えやすいものを置かないことも大切です。継続的に排気ガスが当たることで発火する危険性があります。

【伐採の手順】ポイントは受け口と追い口

チェーンソーを使った伐採作業は以下のような流れでおこないます。伐採する木の周囲に障害物などがないことを確認して、安全を確保してから作業を始めましょう。

  1. 木を倒す方向を決める
  2. 「受け口」と「追い口」を作る
  3. クサビを打ち込んで木を倒す
  4. 木を小さく分解して処分する

ご紹介した手順のうち、ポイントとなるのは「受け口」と「追い口」を作る工程です。木を倒れやすくするためには、根元のほうに2種類の切り口を作る必要があります。それが「受け口」と「追い口」です。

「受け口」は木を倒したい方向から入れる切り込み、「追い口」は木を倒したい方向とは逆から入れる切れ込みでのことをいいます。この2種類の切り込みが入ることによって、木が自分の重さで自然と倒れるようにするのです。

そして、木が自分の重さで倒れるようにする過程で必要となるのがクサビです。木が倒れる方向をより細かく調整するために、クサビを打ち込みます。受け口と追い口の作り方やクサビの使い方は、次章で詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

受け口・追い口を作りつつクサビを使って木の倒れる方向を調整し、木が倒れたら小さく分解して処分しましょう。

小さく分解した木は、一般的には可燃ごみ袋に入るのであれば可燃ごみと同じように廃棄できることが多いですが、場合によっては自治体に廃棄してもらうこともできます。自治体のHPなどで処分方法を確認しましょう。

伐採をうまく進めるコツ

チェーンソーで伐採をうまくおこなうためには、知っておきたいコツがあります。安全かつ適切な方法で伐採作業が進められるよう、ご紹介する3つのコツをおさえておきましょう。

チェーンソーを安全に使うコツ

伐採は危険と隣り合わせ!自分で切れるかきちんと判断しよう

チェーンソーを安全に使うには、使用前の点検が欠かせません。チェーンソーはさまざまなパーツが組み合わさってできた機械です。パーツの装備の確実性が甘かったり、パーツが破損していたりした場合、そのまま機器を稼働させるととても危険です。

以下の5つの項目をチェックして、チェーンソーの状態と動きに不具合がないことを確かめてから作業を始めましょう。

・ソーチェンの状態
ひびが入ったり欠けたりしている破損した刃やサビた刃がないか、ソーチェンの状態を確認しましょう。点検時にケガをする危険性もあるので、絶対にエンジンが稼働しない状態で点検をおこなってください。

ソーチェンが傷んでいる場合は、キックバックなど命にかかわる事故が発生するリスクが高いので、新しいものに交換してから使用しましょう。

・チェーンの張り具合
チェーンは、ガイドバー(チェーンを取りつける細長い部分)から0.5mm~1mmのすき間があくくらいの張り具合が適切です。軽くチェーンを引っ張って確認しましょう。

ソーチェンの点検同様、ケガをしないよう絶対にエンジンがかからない状態で点検をおこない、不調があれば改善してから使用してください。

・チェーンオイルの補充
チェーンオイルは、チェーンソーがスムーズに回転するようにセットする潤滑油です。本体の刃がついているほうに給油口があるので、フタを開けてオイルを補充しましょう。

・ブレーキレバーとチェーンブレーキの動作確認
ブレーキレバーとチェーンブレーキがきちんと作動するかも、毎回必ず確かめます。万が一動作に不具合がある場合は、修理をおこなってから使用してください。

・燃料や充電、コードの確認
エンジン式の場合は燃料が少なくなっていないか、充電式の場合は充電を忘れていないか、コード式の場合は線が切れたり傷ついたりしていないかを確認しましょう。なお、エンジン式チェーンソーの燃料は、周囲に火気がないことを確認して入れるよう注意してください。

クサビの使い方

クサビというのは、木の伐採などに使用する、先端がとがった板のようなものです。さまざまな材質のものがありますが、伐採用にはプラスチック製が多く使われます。

木に打ち込んで利用することで、チェーンソーのチェーンが挟まれることを防ぐと同時に徐々に木を割ったり、伐採中に木のバランス(伐採方向)を整えたりするといったメリットがあるのです。

チェーンソーを使った伐採では、クサビは2本1組で使用します。裏表があるので、しっかりと確認しながら使いましょう。

受け口を設けながら徐々に切り進めた後、逆から追い口を作るのですが、このときクサビを2本追い口のほうから打ち込み、伐採方向を整えます。受け口と追い口の作り方はこのあと詳しく解説しますので、そちらを参考にしてください。

大きな木であれば、より正確に方向を整えるために使用する本数を増やすこともあるので、大きな木を伐採するときは多めに用意しておかなければなりません。

また、同じような役割を果たすことができるフェリングレバーという道具もあります。フェリングレバーとは、フックのようなものがついた金属製の棒です。

追い口に差し込んで「てこの原理」で木を倒したり、フックを幹に引っかけて木が倒れる方向を調節したりできます。クサビよりも大きく木を動かすことができるのが特徴です。

障害物の多い場所などで伐採をおこなう際は、フェリングレバーの購入を検討してもよいかもしれません。

受け口・追い口の作り方

受け口と追い口は適した大きさや角度というものがあります。切り込みのバランスが悪いとうまく木が倒れないおそれもあるので、ご紹介するポイントを意識して切り込みを入れていきましょう。

まずは、木の太さの4分の1~3分の1くらいの大きさの受け口を作ります。このとき、受け口の高さは30~40度の角度になるようにしておきましょう。

次に、逆方向から追い口を作ります。追い口は木の生える方向に垂直になるように真横に、線のようにまっすぐにチェーンソーの歯を入れます。このとき、受け口の高さの3分の2程度の高さに追い口を入れ、受け口とは切り株の10分の1くらいの大きさぶんだけ開けておきましょう。

正しく受け口・追い口を作ると、木の重心が揺らいで、受け口が潰れると同時に追い口が開き、木は自分の重さで倒れます。

倒した木の解体方法

木を切り倒し終えたら、そのまま木を小さくばらしていけばいいかというと、そういうわけでもありません。木が完全に倒れ切らず、何かに倒れ掛かっている場合は、少し手を加えて完全に倒れてからばらしましょう。

木が何かに倒れ掛かっている場合は、木に圧縮力という力が働いています。このとき、木は上のほうが重くなっているので、木の幹にしなるような力が働いているのです。そのため、不用心にぶつ切りにすると、木の幹のほうがしなって跳ね返ってくるおそれがあります。

このような危険を避けるためには、木が最後まで自分の重さで倒れ切るように仕向ければよいのです。圧縮力が働いている部分に上から切れ目を入れたら、途中で切るのを緩めて結果的に木自体の重さで折れるようにしましょう。

枝を落とす際は、チェーンソーではなく鉈でおこないます。鉈そのものの重さで振り下ろすだけで相当の威力があるので、あまり力を込めて切断する必要はありません。不用意に大きな力をかけて自分の体まで傷つけてしまわないよう注意してください。

まとめ

チェーンソーを使った伐採は、場合によって大きな危険がともないます。チェーンソーは、プロや有資格者でなくても使用できる機具ではありますが、固い木の幹を切ることができるほど高速で回転する刃物です。誤った使い方をすれば、命にかかわる事故が起こるおそれがあります。

そして、自分で伐採できるかどうかは、木の大きさやチェーンソーを使いこなせるかどうかで決まります。大木の伐採やチェーンソーの扱いに不安が残る場合は、プロに依頼して安全に伐採作業をおこなってもらいましょう。

また、チェーンソーの扱い以外でも、伐採作業に少しでも不安を感じたりわからないところがあったりする場合は、無理に自分でおこなう必要はありません。きちんとプロに依頼して作業してもらうようにしましょう。

依頼先に迷ってしまう場合は、さまざまな業者から見積りをとって費用を比較するなどして、検討してみるのがおすすめです。弊社にご相談いただければ、見積り無料の業者をご紹介することもできますので、まずは一度お電話ください。

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