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松の伐採・伐根を安全にすすめる方法と適切な時期

松の伐採・伐根を安全にすすめる方法と適切な時期

 

高さのある松の手入れや伐採や抜根作業はどのように作業を行えばよいのか。疑問に思われる方も多いかと思います。

 

松は自宅に植えられる方が多く、和風のお庭を作りたい場合に必ず植えられる植物です。しかし、松は上へ伸びる性質をもっており、しっかり伐採などの手入れを行わないと自分では手入れできない高さになってしまうことも。

 

そうなると、周辺住民とのトラブルになってしまうため、しっかりと伐採などを行う必要があります。

 

今回は樹高がある松の伐採や抜根はどのように行えばよいのかなどを詳しくご紹介します。

 

これを見れば、伐採に適した時期やその方法を理解でき、伐採や抜根を行った後の処理方法まで知ることができるでしょう。

 

目次

 

日本となじみのある松とは

松は松竹梅という言葉があるように日本人にはなじみのある木です。地名や名前などに使用されていることもあり、門松や盆栽などでもおなじみとなっています。日本家屋との相性もよく、自宅に植えられている方も多いかと思います。

 

また、松はとくに海や川、湖などの背景をより美しく見せてくれます。そのため、日本三大松原や天橋立などの観光地などが多くあり、多くは防風林として植えられたものです。しかし、その光景が美しいので今も多くの方が訪れる観光名所となっています。

 

ここでは、松とはどんなもので、伐採や抜根を行う目的とは何なのかをご紹介します。

 

『松』とは?

『松』とは?

 

松は、マツ科マツ目に属する植物で、日本に広く分布する針葉樹です。建材や家具として用いられる以外にも、樹脂が多いため、古くは焚きつけ、現代でもテレピン油やロジン、生薬、香料の材料などとして利用されています。特に脂松は脂気が多く床の間の地板として人気があります。

 

庭木や庭園樹などとしても世界的に親しまれており、厳しい環境でも育つことから、街路樹としても広く用いられています。

 


食用としても使われており、種子は「松の実」と呼ばれ世界のさまざまな国で親しまれています。種子だけでなく葉も、香料として酒や茶、饅頭の香りづけに使われています。若い葉っぱを煮出して作る「松葉茶」はビタミンAとCが豊富で、西洋・東洋どちらでも飲まれています。

 

松の伐採・抜根を行う目的

伸びた枝を放置してしまうとご近所トラブルになる可能性があります。松の場合ですと、植木されている場所によっては松脂が隣の住居や車についてしまう、松ぼっくりが隣の敷地に大量に落ちてしまうといったことが考えられます。自宅の敷地内でも日光が遮られ、木が傾いて倒れてきそうな場合は剪定、もしくは伐採といったことも考える必要があります。

 


木を丸々切ってしまうのは気が引けるという方には、半分だけ切るという方法があります。全部切ってしまうというのは、せっかく大きく育った松ですから勇気もいります。しかし半伐採であれば、さっぱりとしたイメージで雰囲気を変えるのよいでしょう。

 

また、切り戻し暫定という方法もあります。これは伸びすぎた枝を短く切り、樹形を整えることです。切り戻し暫定をすると、切った分の養分が行き渡るようになり成長を促す効果もあるのでおすすめです。注意点は、切り口から細菌が入り枯れてしまうこともあるので防腐剤などを塗り、切り口を守りましょう。

 

樹高のある松の伐採・抜根はしっかりと計画をしてから行いましょう

樹高のある松の伐採や抜根を行うとき、適した時期というのがあります。適した時期に行うことで、その後の松の成長にも大きく影響してくるので重要となります。

 

ここでは、伐採に適した時期をご紹介し、その方法も詳しくご紹介します。また、伐採や抜根したあとに出る枝や根の処理方法もお伝えします。伐採や抜根するにあたっては、注意することもあるのでしっかりと確認してから作業に取り掛かりましょう。

 

松の伐採に適した時期

松の伐採に適した時期

 

松の用途によっても変わってきますが、春から夏にかけては育ち盛りな時期であり、また水分をたくさん含み、虫もたくさんついてきますので伐採には適した時期とは言えません。一般的には生長が止まり、乾燥する秋から冬が良いとされています。

 


しかし近隣問題や支障木の場合は、トラブルを大きくしないためにもすぐに伐採した方が良いでしょう。

 

松の伐採方法

伐採前に、注意しておきたいポイントがあります。それは木を切り倒す方向を決めることです。倒れる方向に、人はいないか、通行の邪魔にならないか、家など建物にぶつからないか、などあらかじめ危険になることをさけなければいけません。ロープを張り、倒したい方向へ引っ張る準備をしてください。

 


実際に伐採をはじめるときは、まず松の細かい枝を落とします。その後、足場代わりに何本か残しておいた枝を頼りに上の方まで登り、木のてっぺんから順番に太い幹を切り落としていきます。

 


松を伐採したあとは、残るのが根です。根を放置するわけにもいかないので適切な方法で処理をします。根はシャベルで掘り起こし、引っ張りましょう。土や根が硬いときは、水で濡らすと柔らかくなるので抜けやすくなります。また、根が多くすべてをきれいに取り除くことが難しいときは、除草剤を使用すると便利です。

 


お祓いについてですが、日本は古来より信仰深く、自然のすべてが神に守られていると言い伝えがあります。もちろん松の木にも神様や精霊が宿っていることから、人間の身勝手な伐採に対して、謝罪とお礼をかねてお祓いをする考えがあります。よって、現代でも業者によっては伐採前にきちんとお清め・お祓いをしています。

 

伐採後に残った根の処分

伐採をしても、根まできれいに除去しないと意味がありません。根があれば、そこから養分を吸い取り、枯れることはありません。枯らすための方法は除草剤と巻き枯らしの2つです。それぞれの特徴を解説します。

 

除草剤を用いる方法はでは、切り株の表面にドリルなどで穴を開け、そこに除草剤を注入することで枯らすことができます。

 

一方の巻き枯らしは、表面の皮をはぐことで、光合成ができないようにします。木は光合成をすることで栄養を根まで運びますが、この光合成をする部分をはがすことで、栄養を根に運ぶことを阻止します。栄養が届かなければ、根は枯れるだけです。すぐに根をなくしたいという方には除草剤による処分がおすすめです。

 

また、撤去した根は自治体によって回収方法が異なります。業者に撤去を依頼した場合でも、回収方法、金額等は業者ごとに異なるのでよく確認しましょう。

 

松の伐採・抜根を行う際の注意点

伐採を行う際にはいくつか注意が必要です。大きな木を切り倒すのだから少なからず、ご近所に迷惑がかかります。専用の機材を使ったりすると大きな音も出て、周りも散らかってしまうかもしれません。あとあと、トラブルになって気まずい思いをする前に、伐採前にはひとことご挨拶をしておくとよいでしょう。

 

伐採する木が道路に面している場合は、通行人や通行車の妨害にならないように作業することも大切です。木を切る際に倒れる向きを間違うと、思わぬ事故につながるおそれがあります。背の高い松であれば、ご自身で切らず業者に依頼するようにしてください。

 

また、伐採した木はできるだけ早急に処分する必要もあります。採後の木は内部がスカスカになっているため、シロアリやスズメバチの巣になります。別の問題を発生させないためにも伐採した木は放置しないようにしましょう。

 

まとめ

松と松の伐採についてポイントをおさらいしましょう。

 

・松は昔から日本になじみのある木である
・枝や幹が伸びっぱなしだとご近所トラブルが起きる可能性も
・松の木は細かい枝を落としてから幹を根元から切る
・伐採後は伐根までしっかりと行う
・伐採する時はご近所への配慮を十分に!

 

ご自宅に伸びすぎた松はないでしょうか?お悩みの際はぜひご相談ください。